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【無料】重賞考察 vol.10 6月26日 阪神11R 宝塚記念 全頭考察

どうも。
れんこんです。

毎週の重賞を週中から予想していくnoteです!

今週は6月26日に開催されます、
G1 宝塚記念やっていきます!

上半期G1の締めくくり!
今年のG1は1人気が凡走しまくる波乱の多い年でしたが、宝塚記念も混戦模様。コース的にも波乱が見込めますし、ここはしっかり考察していきたいですね!全頭考察でいきます。
 

今週も考察していきますので、Twitterのいいねよろしくお願いします!

◆コース


阪神芝2200m(内) Bコース

◆先週までの傾向

開幕週らしく、インが効く馬場。マーメイドSでもインを追走して抜け出したウインマイティーが穴を開けて、同じく好位粘ったリアアメリアが4着と、開幕週らしい馬場でした。ただ、今週は週中と週末が雨予報で、一筋縄ではいかない馬場となりそうですね。

◆全頭考察

タイトルホルダー 横山和

適性 ○
ローテ ○−
実績 ◎

人気が予想されるタイトルホルダー。天皇賞春を1.1秒差で圧勝して、今年は2戦2勝と充実。ここでも当然人気になる存在ですが、前走天皇賞春では、空馬の影響で後続が全く動けなかった点は忘れてはいけません。日経賞を使って天皇賞春、からの宝塚記念ですし、前走から上積みがあるかと言われると疑問ですね。
そして今回はパンサラッサという強力な逃げ馬がいますし、陣営も 控えてもいい というコメントをひていますから、ここで人気になるようであればやや疑って入りたいところです。


エフフォーリア 横山武

適性 ○
ローテ △?
実績 ◎+

まぁこの馬は前走の敗因に尽きますよね。
前走は輸送の影響もあり、馬のデキ的にも一息でしたから、今回どこまで状態が作れているかでしょう。前走初の阪神コースで脆さを見せただけに、今回同じく阪神コースで強気には狙いづらいですね。前走の凡走でオッズ的に妙味があるのは間違いないですが、前走敗因がはっきりしない以上、ここでの巻き返しは疑問です。ブリンカー着用での変わり身にといったところでしょうが…。ただ、ブリンカー着用後の追い切りからは好気配を感じるのも事実。

ディープボンド 和田

適性 △
ローテ ○
実績 ◎

これもまた難しい人気馬ですね。笑
前走は天皇賞春を目標に使われて2着。この馬らしい安定感を見せました。ただ、近2走を見ればかなりズブくなっているのが気がかり。前走も向正面から追いっぱなしでしたし、あのズブさからは今回の距離短縮がプラスに働くとは思えませんね。例年の宝塚記念であれば適性はあると思いますが、開幕週2週目の今回、人気するようなら買い辛いかなという印象です。

デアリングタクト 松山

適性 ○
ローテ ○
実績 ◎

復帰後2戦目になるデアリングタクト。
周知の通り、牝馬3冠を達成してからジャパンC3着までの競馬はめちゃくちゃ強かったですよね。
そこから怪我があって1年ぶりだった前走はヴィクトリアマイルでしたが、6着に凡走。ただ、長期休養明けで元々宝塚記念を目標にしていたことを考えると、及第点といっていい内容だったと思います。マイルのスピードについていけたことも今回好材料になりますし、伸びないインを走らされた点からも納得いく着だったと思います。
そして今回は前走を使った上積みある状態で宝塚記念を迎えるわけですが、僕の印象としては前走の方が舞台的にはあっていたと思いますね。今回はポジションが取りやすいとは思いますが、阪神2200mを好位から抜け出して勝つイメージは湧きづらく、内回りコースは割引にも感じます。
ピーク時のデキにあるようなら狙いたい存在ですが、果たして…。

パンサラッサ 吉田豊

適性 ○
ローテ △
実績 ○+

中山記念からドバイターフで一気にG1勝ちしたパンサラッサ。とにかくテンからバンバンマイペースで飛ばしていく逃げが持ち味の馬で、福島記念、中山記念と、刻んだペースからいえばかなり強力な逃げ脚を持っています。今回はタイトルホルダーがいますが、テンのスピードではこちらが上位。まず制しての逃げになるでしょう。自分の競馬に徹するだけなので、ハイラップの地力勝負のレースになりそうで、距離がこなせればここも通用しておかしくない存在だと思います。
昨年の有馬記念では内から逃げて凡走に終わりましたが、年末の中山のタフな馬場を思えば、今回開幕2週目となる阪神コースになる点は好材料。ハイペースで逃げて、相手関係と距離が足りるか。それだけだと思います。個人的には良馬場なら狙いたい存在。


ヒシイグアス レーン

適性 ○+
ローテ ◎
実績 △

ここは穴人気してきそうな存在ですね。中山コースで4勝を挙げていて、前走は大阪杯でも4着と右内回りというコースは適性があります。前走は海外帰りの休養明けで大阪杯でしたが、仕上げは緩く写りましたし、その中で4着に好走したのは評価できる内容だったと思います。今回は確実に上積みに期待できる上に、鞍上もレーン騎手。結構人気してしまうイメージですね。G1では1枚足りないイメージがありますし、前走よりも相手関係揃った今回どこまでやれるか。


アリーヴォ 武豊

適性 ○+
ローテ ◎
実績 ○

小倉で5勝を挙げ、前走は大阪杯で3着とコース相性の良さが武器のアリーヴォ。内回りコースはかなり相性のいい印象で、4角グッとポジションを上げての捲り差しを得意としている馬ですね。今回の距離延長は未知な部分がありますが、瞬発力勝負になりづらい宝塚記念という部分ではこの馬に向くはず。前走もフロックではなく、インアウトの差しと王道の形での好走だっただけに、ここで再度人気薄になるようなら狙い目は十分だと思います。


オーソリティ ルメール

適性 △+
ローテ △
実績 ◎

鞍上ルメールで非常に不気味な存在ですが、中穴程度に推されるようならバッサリ行きたい印象。東京2400m-2500mでのパフォーマンスがベストで、そこから考えると阪神2200mへの適性は真逆です。海外帰りの休養明けでもありますし、ここ嫌って、秋のジャパンCあたりで買いたい存在。


ポタジェ 吉田隼

適性 △+
ローテ ○
実績 ◎

前走大阪杯を勝って一気にG1馬に。
前走は中団からの競馬で4角外目から伸びて差し切り勝ち。休み明けの金鯱賞を使って、本番大阪杯での勝ちと理想のパターンでした。阪神内回りは良績が集まる舞台ですし、相手なりな競馬からも大崩れは考えづらいですが、前走からの上積みは期待できないので、枠次第という印象。内目の好枠を引ければ。


ステイフーリッシュ 坂井

適性 ◎
ローテ △
実績 ○

2200mは1-3-2-2と好相性の舞台でしたが、近走は長距離に狙いをシフト。海外で長距離重賞を連勝しての帰国初戦ですが、7歳ということもありさすがにここでの距離短縮は対応が厳しそう。あっても抑えまで。

ウインマリリン 松岡

適性 ◎
ローテ △
実績 ○

昨年エリザベス女王杯で人気を集めていたウインマリリンですが、気になるのは状態面。昨年は横山武騎手が 別馬のよう といったほど状態が整わない中での出走で、凡走に終わりました。次走の大阪杯でも最下位負けとなかなか状態面が心配な当馬ですが、2200mという舞台はベストで、昨年のオールカマーでは強い競馬をしました。まぁそれでエリザベス女王杯は人気になったんですが、、とにかくこの馬は良い時の状態に戻っているかに尽きると思います。
人気がなければ抑えも。


アフリカンゴールド 国分

適性 ○+
ローテ ○
実績 ○

展開恵まれればチャンスはあって良いアフリカンゴールド。今年の京都記念では7歳にして初のタイトル、次走大阪杯も0.6差の7着とここにきて充実している当馬です。2走前は同コースの逃げ切り勝ちで、馬場や展開がかなりハマってのものでしたが、今の阪神の傾向からすると馬場的にはチャンスがありそうです。ただ、今回は強力な逃げ馬が多数おり、その点でマイペースは期待できないので、苦しいか。
よほど展開に恵まれる形が期待できる並びになれば。


マイネルファンロン デムーロ

適性 ○
ローテ ○
実績 △

地味に2200mは1-1-0-0と好走しているマイネルファンロン。2走前のAJCCでは4角動いていって捲る形で2着。大穴をあけましたが、道中落ち着いたペースを動いていけたのが大きく、当時の馬場的にも外差し馬場で展開と馬場が大きく味方しての好走。コース形態はあっていそうですが、パンサラッサが引っ張るペースで、相手強化となれば厳しそうな印象です。

キングオブコージ 横山典

適性 ◎
ローテ ○
実績 ○

中長距離では大崩れなく走れているキングオブコージ。前走は大阪杯で11着に敗れるも、右2200m条件や2500m条件の中山コースで強い競馬をしているだけに、今回の舞台設定はあっていそう。昨年のオールカマーは1年の長期休養明けで、それを除けば安定したレースを見せているだけに、ベストの条件になるここはチャンスがありそうです。ただ、この馬もどちらかというとペースが落ち着いた中距離戦を得意としているので、ハイペースになった際の対応がどうか。鞍上含めて後方ポツン濃厚ですし、直線勝負でどこまで。


グロリアムンディ 福永

適性 △
ローテ △
実績 △

ローテが謎すぎますね。笑
約1年ぶりの芝レースですし、近走ダートで強い競馬をしていただけにここで宝塚記念は謎すぎます。
鞍上福永騎手はめちゃくちゃに魅力ですが、不良馬場でかなりタフな馬場にならないとさすがに今回の相手関係ではチャンスがなさそう…。

メロディーレーン 団野

適性 △
ローテ △
実績 △

近走長距離を使われての距離短縮。流石に今年の宝塚記念では相手関係が厳しいですね。。

アイアンバローズ 石橋

適性 △+
ローテ △
実績 △

この馬も近走は長距離で安定した競馬をしていただけにここでのペースアップは厳しそう。インで追走できて展開が相当恵まれないと馬券内は…。

ギベオン 西村


適性 △
ローテ ○
実績 ○−

好位から相手なりにしぶとい馬ですよね。ただ距離は2000mがギリギリで、好位から粘り込む形で距離延長は厳しそう。重馬場で金鯱賞を勝った馬ですが、こちらもよほどの道悪にならないと手が出ない印象です。

という感じで、出走馬全頭を簡単に考察していきました!

すでに枠順は確定していますが、かなり難しい枠になったと思うので、枠順確定後の見解はもう少し考えて追記します!

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それではまた!

◆6/25更新

枠順確定後の見解


枠順が確定して、土曜競馬が終わりましたね〜。
想定していた通り、まだまだ内が効く馬場には変わりなく、阪神8Rで◎ヨシノイースターを狙えたように、基本的に内回りコースではイン好位を使える馬の好走が目立っています。

枠順を見ていくと、その利がありそうな馬が、
アフリカンゴールド、タイトルホルダー、パンサラッサ、ウインマリリン
あたりになるかと思います。
そしてパンサラッサはなんとしても逃げの手を打つと思いますが、スローで逃げても持ち味が活きるタイプではないので、ある程度縦長の展開が予想されます。
この展開の恩恵を受けそうな馬が、
エフフォーリア、ヒシイグアス、アリーヴォ
かと思います。

さらにもう少し考えると、
パンサラッサの離した逃げの番手はタイトルホルダーかと予想されますが、離した逃げであればタイトルホルダーはマイペースが叶いそうで、こちらも展開利がありそうです。

直線を向けば、タイトルホルダーがパンサラッサを捕まえにいく展開。パンサラッサはやや距離が長いのでタイトルホルダーが抜け出しかける形で、中団待機していた差し馬が流れ込む形が想定できます。

まとめると、今回の宝塚記念で、パンサラッサが逃げる展開で浮上する馬は、
タイトルホルダー、ヒシイグアス、アリーヴォ、エフフォーリア
の4頭。
極端に前が効く展開になれば、ウインマリリンやアフリカンゴールドという形でしょうか。

最終結論まではもう少し考えますが、今回はペースな流れてある程度地力戦のハイレベルなレースが期待できそうですね!

あとは各馬の状態面を考慮しながら、印と買い目を決めていきたいと思います!

最終結論は↓こちらから


今春最後のG1、楽しみましょう!

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