中山11R 有馬記念 15:25発走

◎9 イクイノックス ルメール
○10 ジャスティンパレス マーカンド
▲13 タイトルホルダー 横山和
注5 ジェラルディーナ C.デムーロ
△16 抑3.4.6

年末の風物詩有馬記念。
夏以降、競馬予想を全く出していなかった僕ですが、やはり有馬記念になるとワクワクが止まらなくて、半年ぶりのnote更新になりました。笑

今年はしっかり有力馬が集まって、
非常にいいレースになる予感がしています。

舞台は中山2500m。
6回のコーナーを回るトリッキーなコース設定で、とにかく展開に左右されるコースだと思います。

今年予想される展開はS〜Mペース。
ハイペースにはならないと予想します。

タイトルホルダーが13番を引いてやや外目に配置される形に。その外に好位を取りに行く馬が入って、逆に内枠にはテンのスピードが遅い馬が入る枠となりました。

スタートからタイトルホルダーは主張していきますが、これは最初のコーナーにかけて内側を切りながら前にでていく形になると思います。

そしてその後をボッケリーニ、ブレークアップどちらかが取る形で、内からウインマイティーが出してくるというスタートになるでしょう。

ホームストレッチに向かうまでは一旦ペースが流れることが予想されますが、タイトルホルダーと逃げを争う自滅行為を働く馬はさすがにいないはずで、中盤はペースが落ち着くと思います。

この時点で隊列は、
13--8.14.15.16-5.7.9.10-4.6.11.12-1.2.3
という形になるはず。

タイトルホルダーの後ろに8.15.14が続いて、外にディープボンドとなり、ディープボンドとしては少し苦しいポジションですかね。

向こう正面でペースが落ちたまま進んで、この辺りで後方一気勢は外に構える形。ディープボンドはかなりズブい競馬をしているので、この辺りから徐々にポジションを上げていく競馬になるはず。

そして最終コーナー前で一気にペースが上がって、直線は突き放したタイトルホルダーを内から狙う馬と外から狙う馬に分かれます。

内を狙う馬は、
ジェラルディーナ、ヴェラアズール、エフフォーリア
外を狙う馬は、
イクイノックス、ジャスティンパレス、ディープボンド
という直線になりそうで、ディープボンドが先に仕掛ける形になるので、そこの内と外を狙う馬に分かれると思っています。

外を狙う勢でやはり良い場所から抜けてきそうなのが◎イクイノックスです。

9番枠で内の先行馬、外から出していった馬を見やすいポジションなのも理想ですし、4角斜めに外にだしていけばロスの少ない進路が確保できます。

決め手で言えばイクイノックスが抜けていますので、よほどハイペースの消耗戦にならない限り、直線外目から差し切る可能性が大きいと思います。9番枠でこの馬を嫌う要素はないと確信しています。

以上が展開予想になります。

今年はMペース程度で、上がり35-36秒くらいの決着。

ここに枠、状態含めてハマる馬を狙っていきます。

◎イクイノックス

イクイノックスは3歳馬。皐月賞、ダービーと人気を背負いながら惜しくも2着した馬ですが、前走5ヶ月の休み明けだった天皇賞秋が圧巻の差し切り勝ち。パンサラッサが大きく離した展開でしたが、中団から運んで外からの差し切りは強い内容でした。

皐月賞もダービーも不運の大外枠18番。
皐月賞は外目追走から早めに上がっていく形で、最後は交わされてしまいましたが、小回り中山コースで4角動いていく競馬ができたことは収穫だったと思います。

ダービーではスタートから控えて内に入れての直線は外に出す形。なかなかロスのあった直線でしたが、勝ち馬に迫る内容の2着で、枠順さえ違えばと思わせる春の2戦でした。

天皇賞秋で32秒台のキレのある脚を使った点から、有馬記念での適性は？という声も大きいかと思いますが、個人的には問題にならないかと思っています。

もちろんペースがめちゃくちゃ流れて超スタミナ比べのような形になれば、凡走することも考えられますが、今回想定した展開はミドルペースまで。枠的にも申し分ないですし、名手ルメールが脚を余して凡走する可能性はかなり低いです。

さらにいえばローテ的にも出走馬の中で不安がありません。5ヶ月ぶりの天皇賞秋を快勝してのここ。まず前走より状態面は上昇していそうです。

内外の選択もしやすい枠ですし、4角外目から突き抜ける可能性が大きいと考えて◎です。

○ジャスティンパレス

そしてこのイクイノックスが抜け出す展開利を受けそうなのがジャスティンパレス。
イクイノックスを見ながら競馬する形が理想だと思いますが、それが叶いやすい10番枠を引けたのは好材料です。

特にこの馬で強調したいのは、年末のホープフルSを好走し、皐月賞、ダービーを凡走、そして菊花賞で好走したという点です。

皐月賞、ダービーはどちらかというと瞬発力が求められたレースで、ホープフルステークスはタフな馬場。菊花賞は高速馬場ながら上がりはかかっている馬場でした。このことから、瞬発力を求められる馬場よりも、スタミナを求められる馬場に適性があることは明確で、その証拠にこれまで瞬発力を活かすというより、しぶとく好位から伸びるレースが目立ちます。

前走の菊花賞は、外枠という不利な枠となりましたが、スタートから内のポジションを取って、4角も不利を受けたにも関わらず僅差の3着。まさに有馬記念に必要な好位からしぶとく脚を使う競馬ができると思わせる内容でした。

鞍上的にも絶対にポジションを取りに行くので、期待大。

▲タイトルホルダー

正直この馬はめちゃくちゃ迷いました。
凱旋門賞の超タフな馬場で逃げる競馬をした帰国初戦。疲労が懸念されますが、追い切りを見る感じ疲労を感じさせない内容でここで軽視はできません。

今年は自分で逃げて展開を作れる分、昨年よりも有利ではありますが、人気の分マークされてしまう不安はありますね。4角引きつけすぎた日経賞のような競馬になるとあっさり飲み込まれてしまう可能性がありますが、乗り方を知り尽くした横山和騎手が同じような競馬をするとは思えませんし、ここは向こう正面で引きつけて、4角にかけては出していく逃げをうってくるはず。外からディープボンドが早めに動いてくると思いますが、さすがに並ばれるような展開にはならないはず。

距離的にも申し分ないですし、前述した展開面からもこの枠でも問題ないはず。大崩れはなさそうで、素直に上位評価しました。

注 ジェラルディーナ

週の初めはこの馬しかいない！と思っていましたが、枠順をみて評価を下げました。
2走前はオールカマーを内枠から抜け出して勝ち、前走は大外枠から捲り切っての差し切り勝ちと自在性があるように思えますが、個人的にはこの枠は微妙かなと思います。

オールカマーでは内を捌いて伸びてきましたが、4角で各馬が外に膨れる展開でインをロスなく回れたことが大きく有利に働いており、前走エリザベス女王杯は、断然外差し有利の馬場で外を自然に回せたことが大きかったと思います。

今回は5番枠ですが、前述した展開予想では、内に密集する馬群を割る選択しかできないと見ていて、イクイノックスが外から抜ける展開を想定すると、この馬はなかなか捌きが難しいポジションになるのではないかと思います。

非根幹距離で好走しており、有馬記念とリンクしやすい阪神内2200mを差しで勝っている点は買い材料に間違いありません。が、エリザベス女王杯より相手関係がかなり強化されるかつ、ローテ的にも厳しいここで3人気と売れている現状では、この辺の評価になるなという結論です。

ディープボンドは外枠を引きましたが、5番手評価。今回の想定している展開なら、大外でもそこまで評価を下げる形にならないと思います。

あとはボルドクフーシュ、アリストテレス、ヴェラアズールを抑えで。

土曜競馬を見ても、
ペースがミドル以上ならば外差し。
スローならばイン前必須の感じ。

タイトルホルダーが逃げるMペースを想定しているので、◎の外からの差し切りに期待できそうです。

ゴール前は、
9-10.13.16-3.4.5.6
みたいな並びになっているイメージです。

買い目

3連単9⇆5.10.13-3.4.5.6.10.13.16
ワイド9-10
馬連9-5.10.13

絞り買い目↓
3連単9-10⇆5.6.13.16 8点
ワイド9-10
馬連9-10

この辺りでしょうか。
個人的にはもっと絞った3連単を厚めに買おうかなと思っています。

それでは皆さん、
良い有馬記念を！