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権威に騙されない

人が動くときってどんなときだろう。
人が集まるところってどんなところだろう。

コミュニティーって何だろうって時々考えることがある。今いるコミュニティー、前にいたコミュニティー、入りたいコミュニティー。人は何に惹かれて、何に動かされるんだろう。

たぶんこれはたくさんあって、前に僕がバーっとノートに書き出した中にこういうのがある。例えば、アイドル。容姿が良い人には人は集まりやすい。モテるってやつだね。それからお金を持ってる人。ここにも人が集まりやすい。いまだに拝金主義が根強い日本社会では表向きではお金持ちをネガティブに捉えながらも、裏ではどこか惹かれる。テレビの豪邸訪問なんか良い例だと思う。他にも、面白い人、優しい人、情報を持ってる人、信頼できる人、共通項を持ってる人、ユニーク(自分と違う)な人、権力を持ってる人。僕がパッと思いついたのはこれくらいだけど、他にも色々あると思う。

今日僕が考えたいのは最後の、権力を持っている人。人は権力には弱い。すごく弱い。学校では先生が絶対的な存在だったから、反抗なんか出来なかった。特に中学生の時、僕は高校入試といういま考えれば面白くもなんともないゲームのために真面目なキャラを演じていたから反抗なんかもってのほか。学級委員なんかもやってたし、模範であることを求められていたし、先生にごまをすって気に入られることで自分を正当化していた。先生が間違っていたとしてもね。

社会を見渡しても権威の強さは異常。特に日本人はびっくりするくらいブランドに弱いから、ブランドという権力に惹かれやすい。安心するからね。よくわかんないブランドのシャツを買うよりも、世界的な認知度が高いユニクロのシャツを買う。そういう権威が出した答えが最適解でないと感じていても、やっぱり権威を前にすると怖気付いてしまうのはしょうがない。

少し前にSNSである記事に出会った。出元はかなり有名なメディア。タイトルはすごくキャッチーでこれは色んな人が見るだろうなと思った。案の定、それ以来その記事のリンクを違うメディアなりSNSで見かけた。たぶん北欧界隈では小規模だけどいわゆるバズが起きていたように思う。Norrという北欧情報メディアを立ち上げた僕としてはやられたって思った。チクショウって思った。北欧を盛り上げていく上では良いことだけど、やっぱり悔しい。出典元が北欧に特化したメディアでもなかったからなおさら。僕はそこに1pvをつけるのを渋って読まずにスルーし続けた。

そして最近久々にその記事を見かけた。やっぱり輝いて見えた。多くの人が知ってるメディアの記事なんだもん。あの時の感情が戻ってきた。チクショウ。そろそろ時効かな、なんて自分を言い聞かせてその記事を開けてみた。

「あれ、、?」

期待値を上げすぎていたのか「こんなもんなのか」って正直思ってしまった。これなら僕にも書ける、いやこれより良いもの絶対書いてやる。そう思った。僕は世間知らずなのでストレートにいうと、

大したことなかった。

権威に怯えるのはもったいない。大きく見えても蓋を開けてみたら小さいなんてことはたぶんたくさんある。だからもっと挑戦して良いんだって思えた。

もちろん権威の背景には圧倒的なクオリティーがあることだってある。でも、そうじゃなくて広告の仕方が上手かったっていう場合もある。クオリティーを広告の巧さで補完するってことだね。時代の流れの中でたまたまトントントンと広まっていったってこともあるね。権威、ブランドというストロングワードのせいでその奥にある本質的なところって意外と見えないことが多い。「知ってる」ってことと「正しい」ってことの見分けがつかなくなっちゃうからね。パソコンを買うにしても、Aっていう無名のブランドには見向きもせずCMで見たことあるBにしよってなるよね。

ブランドに振り回されちゃダメだ

情報洪水と言われるくらい真偽の付けられないほどの情報で溢れているこの世界で、そろそろ僕たちから寄り添って正しい情報を見つけてあげなきゃいけないと思う。自分の目で確かめてそこで答えを出して良いのか、そんな目を持ちたいなと思う。僕はブランドにチャレンジしたい。

最近は挑戦するのが趣味になって、100記事もその一つ。ここでもう一つ挑戦をしたいと思う。僕はその記事と同じ内容、同じタイトルで近々勝負してみようと思う。僕には時間がある。時間が権威に勝つ瞬間を見てみたい。

その時が来たらまたお知らせします。

権威に振り回されちゃダメだ。
自分の目でしっかり見定めて、
大切なものを見よう。

良いものをできるだけ少なく持ち歩いて
正しいものをできるだけ多く広めたい

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今日の一枚。昨日の夕焼けが綺麗すぎてまた同じような写真になります。お許し下さい。タイトルは「ノルウェージャン・ラプソディ(Norwegian・Rhapsody)」です。嘘です。すみません。でも色合いが似てませんか?僕は有名な建物の写真だったり誰かが撮ったことのある写真にはあまり興味がなくて、どちらかというと自分にしか撮れない写真であったり、どこかわかんないけどなんか良いよね、そんな写真が好きです。中でも人のシルエットが入ってたらもっと良い。特に日の入りの空と人のシルエットは良いコンビだと思います。今回はなかなか人が通らなかったのでまた挑戦したいなと思います。今週も頑張りましょう!えーおっ!

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