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¡¡2020年夏!ストックホルムー羽田直行便!!

¡¡2020年夏!ストックホルムー羽田直行便!!

とまあ、北欧好きにとってはなんとも嬉しいニュースが舞い込んできました。ANAが新規路線開拓を決め、ストックホルムは日本のエアラインとしては初めて就航することになったそうです。他にも中国の深圳(行きたい)、イスタンブール(めっちゃ行きたい)も初就航みたい。これで、日本から直行便が飛ぶ北欧の都市は、ヘルシンキ、コペンハーゲン、ストックホルムになりますね。

以前のニュースで、スカンジナヴィアの新規航路開拓のニュースが流れていて、候補はストックホルムと、コペンハーゲン、オスロだったのかな。今回のストックホルム就航は妥当だと思いました。というか他になくないか?というくらいストックホルムだなと思ってました。コペンハーゲンはSASが飛ばしてるし、オスロとストックホルムでは少し知名度・規模感が違う。日本人のスウェーデン文化への需要が高まっているだけでなくて、国レベルでの関わりが近年より強固なものになっているのも大きく関わっているのかなと思いました。

例えば、最近のニュースで北欧界隈を騒がせた、スウェーデンー日本間でワーキングホリデービザが正式に締結したこと。去年くらいからずっと提携の噂がされていて、やっとゴール(スタート?)したという感じかなと思います。僕個人としても、大学卒業後の進路にワーホリも頭の片隅に入れていたので、早くスウェーデンも提携してほしいなと心待ちにしていたところです。それから、去年といえばスウェーデンと日本が国交を結んでから150年が経ったアニバーサリーイヤーでした。たくさんのイベントが行われていましたね。何度かスウェーデン大使館にはお世話になりました。

少しずつ北欧の認知が高まっているのがすごく嬉しいです。メディアを立ち上げて、「言葉」を通して北欧情報を発信していますが、やっぱり言葉には限界がある。僕自身、スウェーデン留学前は、全くスウェーデンについて知らなくて、せいぜい「福祉がしっかりしてる」みたいな誰でもいえそうなイメージしかありませんでした。実際に行ってみるとそこには思っていた以上の世界が広がっていて、同じ地球でもこんなにも考え方の違う人たちがいるのかとびっくりしたのをしっかり覚えています。

旅でも、旅行でも、留学でも、ワーホリでも、形は何であれ五感をフルに働かせて異国の地に行くということは何にも替えがたい貴重な経験になると思います。現地の風景を眼で確かめ、現地の食を鼻と舌で確かめる。現地の生活音を耳で感じ、現地の歴史に直接触れてみる。

僕がメディアを通して1つ目標にしているのは、自分たちの記事が北欧への関心を持つきっかけになって最終的には現地まで行くこと。記事を通して、「北欧ってこんなところなんだ」って興味のタネを植え付ける。本当にそうなんだろうか?って言う疑問を自分自身で検証してみてほしい。まだまだ、現地へ誘導する動線までデザインできていませんが、是非ともそこまでやりたい。

僕の経験則から言うと、「体験」に勝る学びはなかなかないです。どんなに本を読んでも、何度人伝えで話を聞いても、使っている感覚は視覚か聴覚。それに、本にしろ話にしろ、誰かのフィルター越しに北欧をみていることになるので、どうしても(良い意味で)バイアスがかかってしまう。実体験のないものを語ろうとすると、誰かの言葉をお借りしなきゃいけなくなります。僕が書く記事も、僕の眼の付け所も、これまでの経験に基づくのでそれが絶対的なものであると言う保証はありません。人それぞれ、アンテナを伸ばす方向も違えば、感度だって違います。

事実、同じタイミングでスウェーデンに留学していた仲間たち数十人のうち、メディアを立ち上げたのは、僕ともう一人(もちろん、今でもスウェーデンが大好きという友達はたくさんいます)。中には、留学中に早く帰りたいと言っていた友達もいました。感じ方が異なるのだからそう言うことだって起こり得ます。

人は自分が好きになったコト・モノの良いところにばかり眼を向けてしまいます。もちろん、完璧な人なんていませんし、同じように完璧な国なんて存在しません。多くの日本人にとってユートピアのように思える北欧にもたくさん問題はあります。そういう負の一面を語ってくれる人はかなり少ないので、こればっかりは自分で確かめるしかない。北欧のことがもっと知りたくて大学院進学を決めた僕ですが、大きな目的にこれがあります。つまり、一般的な北欧のイメージって本当なの?北欧の幸せってなんなの?これをどうにかして確かめたくて遥々ノルウェーまでやってきました。3年前のスウェーデン留学では、今以上に青かった僕の持つ真っ白な地図にいろんな人がカラフルに彩ってくれたから、必ずしもスウェーデンにいたからなのかはわからなくて。

そういう意味で、今回のストックホルム就航はとても嬉しいです。もちろんオリンピックに向けて日本の魅力を発信すると同時に、アジアのハブ空港化に向けて進んでいくんだろうなと思います。ちなみにSKYTRAX社が毎年発表している世界の空港ランキング2019では、羽田は世界2位。堂々の1位はシンガポールのチャンギ空港。ん?名実ともにチャンギの方がハブ空港化進んでないか?とも思ったり。6位にはセントレア(中部国際)、9位に成田がランクインしています。

北欧との橋が新しく一本架かるので、これからも記事寄稿に一層精が出そうです。

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今日の一枚。一年前くらいに羽田空港で撮った一枚。Phorographyという授業をとっていて、その課題で羽田まで撮りに行きました。空港ってすごく不思議な場所ですよね。魔法にかかったかのように、なんだかワクワクする。旅行せずとも空港に一日使うのは悪くないですね。課題が一通り落ち着いたらスタヴァンゲルの小さな空港に写真を撮りにでも行こうかなと思います。

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