One 国内株オープン 【愛称: 自由演技】 ーアクティブファンドを眺めてみよう #41
アクティブファンドを眺めてみて、そのファンドから
「企業価値を探究しているか?」
そんなオーラが感じられるかをメンバーの皆さんにお尋ねするシリーズの第41回です。
これまでの眺めてみた軌跡を収載したマガジンは こちら です。
今回眺めてみるのは
One 国内株オープン 【愛称: 自由演技】
です。
2000年8月設定。20年超の実績を持つ老舗ファンドです。
このファンドに関心を寄せた理由の一つ。それはここ最近の受益権口総数の推移です。
受益権総口数の推移
2019年2月から2021年9月まで32ヶ月連続で、受益権総口数が前月末比減少=ファンドからの資金純流出となっていました。
しかし、です。2022年1月から2023年12月までの24ヶ月で資金純流出となったのは1月のみ。2022年12月から12ヶ月連続で受益権総口数が前月末比増となっています。
2022年12月末の受益権総口数は56.5億口でしたが、2023年12月末は129.8億口と2.3倍になっています。
受益権総口数の推移が「企業価値を探究しているか」否かとの関係は直接ありません(個人の考えです)が、ファンドへの受益者の支持を窺うことができるものと考えています。また、コンスタントに口数が増加しているファンドの方が市況にかかわらず「良い会社に投資できる」可能性が高いものと推測しています(個人の考えです)。
「企業価値を探究している」それがしっかり感じられるファンド、そうしたファンドがしっかりとした受益者の支持を得ていれば、相乗効果があるのではないでしょうか。
このファンドに関心を寄せたもう一つの理由です。
ウエルスアドバイザーで国内株式型に分類されるファンドのうち、運用実績が10年超のファンドのパフォーマンスを毎月定点観測しています。
このファンドは過去の87回全てで観測対象になっています。
上の定点観測のメソッドによるこのファンドの順位の推移です。
ここから先は
サポート頂いた際は、TableforKidsへの寄付に使わせていただきます。 https://note.com/renny/n/n944cba12dcf5