「世の中を良くして、明るい未来をつくること」
こちらで書いた「本当」の理由。
「出逢い」という面で、お一人、重要な人のことを書き洩らしていました。
藤野英人さんです。
藤野さんとのこれまでについては先日、レオス・キャピタルワークスさんがご紹介してくださいました。
藤野さんには沢山の著作がありますが、私が最も好きな一冊がこちらの本です。
https://www.amazon.co.jp/dp/4061385208
この本にはシミる言葉が沢山あるのですが、そのうちの一つ。
私の考える投資の目的はただひとつ、
「世の中を良くして、明るい未来をつくること」
(202頁)
たぶん、最初にこの本を読んだ時は、そんなに強く印象に残らなかったような記憶ですが、「株式投資ってどういうことなんだろう」「株式投資のリターンの源は?」「責任ある投資って?」ということを考えていた頃に読み返した際に、「これだ!」と感じた言葉の一つです。
「株式投資ってどういうことなんだろう」
「株式投資のリターンの源は?」
「責任ある投資って?」
こうしたことについて考えた経過を、私が尊敬するブロガーお二人とリレーエッセー形式で綴ったのが『本日のスープ~株式投資をめぐる三重奏~』です。
先日、このリレーエッセーが100回目を迎えたことで、メンバーのお一人、まろさんが一箇所にまとめてくださいしました。
新たに「まえがき」「あとがき」そして、章分けされて、章の冒頭にはサマリーが付けられました。
私が担当した「まえがき」から、です。
2014年2月にスタートしたこのリレーエッセーですが、まろさん、m@さんとの協働という意味では、そこからさらに前、2012年秋に行われたSIF-JAPAN(現・JSIF 日本サステナブル投資フォーラム)の勉強会*1が思い起こされます。この勉強会やお二人のブログを拝読していて「株式投資」に対する考え方に共感するところが沢山あったことが、この「本日のスープ~株式投資をめぐる三重奏~」につながっています。
2012年秋の勉強会の後、私はこんなことを書いていました。「この勉強会で伝えようとしたことは・・・「投資ってギャンブルでしょ?」「株式投資に長期で取り組んでも果実は得られないんじゃないの?」というイメージが非常に根強いものがあるなか、「投資は社会のためになるポジティブな力を持っている!」「株式投資に長期で取り組めば果実が得られる!」というのは大きなチャレンジだ、ということ。
そのチャレンジに挑む一つの解が、投資信託・・・」
「本日のスープ~株式投資をめぐる三重奏~」の第1回では
m@さんがご担当された「あとがき」からです。
資産形成の手段として「投資」をする上でお金を殖やすための情報はもちろん必要だと思いますが、そもそも投資について良くないイメージを持っている人に対して投資を始めるハードルを下げたり、税制優遇をしたところで
この先にご興味をお持ち下さったら、pdf版をダウンロードしてみてください。155頁の大作ですが、一皿ずつは小さめのポーションですので気楽にお楽しみいただけるはずです。
https://pixy10.org/todays-soup100.pdf
「株式投資ってどういうことなんだろう」
「株式投資のリターンの源は?」
「責任ある投資って?」
これらの視点をこれからも大事に、株式投資を、そして、『本日のスープ~株式投資をめぐる三重奏~』を、つづけていきたい、そう思っています。
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