#イケウチな人たち 　更新されましたね！

今回も読み応えたっぷり、たくさんの気づきを頂きました！

コンテンツの制作に関わられた皆様に厚く御礼、深く感謝です。

南原さんのコメントです。

狂ってるなぁと思って。狂気って、より好きになるきっかけになると思う。

狂ってる、言葉を換えると、偏ってる、とでも言いましょうか、「そんなとこに、それほどまでに」ということですね。それって、その製品やサービスに好意を持ち始めた人にとって、その関心をさらに増幅させると私も感じます。で、その製品やサービスを使い込んでくると、「そうか！」とその「そんなとこに、それほどまでに」に気づかされる瞬間が訪れたりするんですよね。

なにか一つ突き抜けている変態的な深さがある人って、それだけで信用できる。

「ヘンタイ」どこかで聞いたような言葉。

地域のまちづくりや文化貢献を実現しないと、ここに蔦屋書店がある意味がない。

「意味」

とても大事ですね。それがしっかりと考え抜かれているか、それが上手く表現できているか、結果、願った通りに受け止められているか。なぜそこにいるのか、という意味はどんな仕事でも問われているような気がします。その点を、南原さんはこんな風に表現されていました。

「この街に住みたい」「この街に住んでいてよかった」と思われるようにしていきたいし、それこそが、お店だからできる役割だと感じます。

このコメントも印象的でした。

お店を通じてその人の好きなもの、テンションの上がるものを見つけられることがこれからの豊かさかなと思いますし、それで熱狂してる人が増えていってくれたら最高ですね。

これもお店の持つ、示す「意味」だと感じます。

すみません。こうしたインタビューを読んでいると、投資信託のことを思い浮かべてしまうのです。

「このファンドで株式投資、資産形成に取り組んで、ホント良かった」と、投資家に思わせよう、という投資信託ってどれほどあるだろうか。

投資信託を通じて、素晴らしくテンションが上がるような会社、その会社との関わりに喜び、誇らしさを感じている人を増やしたい、という投資信託ってどれほどあるだろうか。

と。一言で言ってしまうと、つくり手（投信会社や販売会社）が狂おしいまでに「愛」を注ぎ込んでいる、注ぎ続けている投資信託は、果たしてどれだけあるだろうか、と。他方で、受け手（投資家）が熱く「愛」を深めている、深め続けている投資信託がどれだけあるだろうか、と。投資信託とはMutual。つくり手と受け手、お互いが「愛」を持っていなければ成り立たないものなのです。お互いに「愛」が必要というのは、何も投資信託に限った話ではありませんね。ただ、やっぱり、投資信託はなんかがおかしいと思うんです。要は「愛」が足りない。

業界にも、投資家にも、お互いに「愛」が欠如している、その何よりの証拠が約6,000も存在している投資信託の数です。大手ネット証券では数千本の商品が並んでいます。

で、私自身、それなりの数の投資信託を見てきたので、大体、自分でわかるんです。

このファンドには、つくり手の「愛」が注がれているか、受け手もその「愛」を深めようとしているか、が。ファンドはお金の集合体ですが、それを扱っているのは人ですから。ファンドは「チーム」なんです。そこに加わりたいかどうか、飛び込んでみたいか、っていうのは、直感で、「ここ、ええなあ」「ここは、、、」ってなるようになりました。

投資信託に「愛」が増えたらいいな、というか、増えるべきだろう、いや、増えなきゃ！と常々思っています。

そんなこともあって、南原さんのコメント、牟田口さんのコメントには深くうなずきました。

セレクトの基準は、まず自分がいいと思うかどうかです。これは変わりません。ロングセラーは長く売れ続けることだけど、うちでは誰も知ってくれていないものでもしつこく言い続けて、提案してる感じです。それが長く売れ続けるようになったら嬉しいです。

自分がいいと思ったものを伝えるためは、何度も伝え続けるということですね。

私が「愛」を注ぎ込み続けたい、一緒にチームとしてずっと加わっていたい、そんな投資信託を、これからも見守り、感じたこと、学んだこと、気づいたことを伝え続けていこう、と思いました。

イケウチな人たち。、IKEUCHI ORGANICさんのお話から、大きく外れてしまいましたが、こんな風に気づきを与えてくださる、IKEUCHI ORGANICさん、イケウチな人たち。は、私にとって、とてもとても大事な「資産」です。

イケウチな人たち。　次回の更新も楽しみです！