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つくりだされる「価値」に、ちょっぴり関われること ― 株式投資の醍醐味

最初に。

昨日のノート でご紹介したEVERY DENIMさんのクラウドファンディングが目標額に達したそうです。

素晴らしい!そして、ちょびっと参加したのでなんか嬉しいぃ!この拠点から新しい価値がつくりだされるのを心より楽しみにしています。

さて、明日から1泊2日で京都に行ってきます。目的は #鎌倉投信  さんの受益者総会(R)への参加(と他にも。お彼岸なのでお墓参りもする予定)

https://www.kamakuraim.jp/events/event-102254/

鎌倉投信さんとは9年以上のお付き合いです。2010年の第1回以降、何度か受益者総会には参加していますが、ここ数年はお邪魔できていませんでした。受益者総会が隔年で京都開催になったことも一つの理由でした。が、今回、初めて京都での受益者総会にお邪魔することにしました。

今年の初め、10年以上関わってきたプロジェクト(とそれを運営するチーム)から離れる決断をして、これまでは「どうしようかな?」と逡巡して結局行動に移せなかったことをやってみた、ということが増えました。
その行動の一例が ↓↓↓ です。

このMeetupに参加した頃から、より強く意識するようになったのは、投資先との「つながり」「かかわり」です。IKEUCHI ORGANICさんには、【結い 2101】(鎌倉投信さんが運営しているファンド)を通じて、投資しています。このMeetup以降、私自身の投資を通じて、IKEUCHI ORGANICさんのつくり出している、つくり出そうとしている「価値」に関わっているのだな、ちょっぴりだけれど。ということを強く感じるようになりました。また、IKEUCHI ORGANICさんから、自分たちの「まわり」、自分たちを応援してくれている人たち、自分たちが応援したい人たち、と関わろうという姿勢を強く感じるようになりました。

私の畏友、m@さんの先日のブログです。

インパクト投資は金銭的な価値の他に社会的な価値を生み出すことを目指したものですが、インパクト投資を通じていろんな事を学び、自分の人生にも様々なインパクトがあったと思います。

m@さんは「インパクト投資」とされていますが、ひろく「投資」としても当てはまるような気がしました。
(株式)投資とは、自分のお金を信頼を置く人たちに託すことで、その彼らがつくりだす、つくりだしたい、つくりだそうとする「価値」の実現に関わることなのだ、ちょっぴりだけど、と感じるようになりました。その価値の実現には時間が掛かるかもしれませんが、長い目で見れば金銭的なリターンを享受できる可能性は相応に高い、とも。

鎌倉投信でつみたてNISA開始。 でも、友人の話を聞くと、今年は利益がなかったらしい。 損がないからいいと見るか。 儲けがないなら意味ないと見るか。 まずは1年様子を見よう。

こんなコメントをSNSで見つけました。基準価額の上げ下げで見ると、下落でした。1年リターンは2019年8月末基準でマイナス3%ですから、昨年8月末に買い付けて、今年8月末に解約していたらお金は減って戻って来たことでしょう。でも、そのように行動していなかったらどうでしょうか、確かに評価損ですが、利益が無かったということなのでしょうか。鎌倉投信の投資先の会社のほとんどは利益をつくりだし、その価値を積上げているはずです(このデータは明日の受益者総会で示されることと思います)。その価値に対しての市場がつけた価格が、2018年8月末に比べてマイナス3%になっていたということでしょう。短期的な価格の変動で損得を語っても仕方ないと私は思います。鎌倉投信の投資先の価値は時間を掛けて積み上がっていくと私は期待しています。そうやって価値が積み上がっていった時、市場はその価値にどんな価格をつけるでしょうか。その価値が積み上がっていく様を、ほんのちょっぴりだけど関係者の一人として見守るのが、一番の醍醐味だと思います。鎌倉投信に期待するべきは、投資先の各社がつくっている、つくりだそうとしている「価値」を実現できているかどうか、投資先としての「価値」がすり減っていないか、仮にすり減っていても回復しうるかを調べることだと思います。また、同時に新たに「価値」を認められる会社を探し出して、「この会社だ!」と判断できた会社との関係を築いてくれることです。

Shimoyamaさんの先日のブログです。

投資家の選択次第で社会は変わっていく、結果的にそれが持続的なリターンにもつながる、そういう考え方が当たり前になる時代も近いと考えています。

投資家の選択や姿勢(向き合い方や捉え方)が社会を変えていく、というのはホントその通りだと思います。株式投資には大きな力があるので、そのベクトルを良い方向に向けられたらなあ、と思います。

鎌倉投信は、「投資の果実」をこう定義しています。
投資の果実 =「資産形成」×「社会形成」×「こころの形成」
この三要素のいずれが欠けても投資における真の成功はありません。 こうしたお金の使い方や金融のあり方に多くの人が目を向ければ、社会の底流に自覚と責任、信頼が生まれ、社会は豊かになります。 人は、生き方において、仕事の仕方において、お金の使い方において、社会をより良くすることができます。 たとえ一人一人の力は小さくても、真心を持った何万人の投資家が集う投資信託が出来れば、その波及効果は大きいと思います。 政府や大手資本が大きなお金を動かして何かをするのではなく、小さくても真心と良識のあるお金、 意志ある人たちが主体的に参加する金融像が社会をより良くすると実感しています。

本来あるべき金融のレバレッジとは、金融工学による技術的な手法をいうのではなく、信頼と信頼の連鎖から生み出される価値の創造だと考えます。

https://www.kamakuraim.jp/greeting/

今、あらためて、鎌倉投信さんの「ごあいさつ」を読んでみましたが、素晴らしい文章だなあ、と感じました。

受益者総会に参加して、新しい価値がつくりだされる場にちょっぴり関われていること、株式投資の醍醐味を京都で体感してきたいと思います。


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