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#これからのメディアを考える at #note に参加しました


キリンビールさんがご用意してくださったクラフトビールをもっと頂きたかったのですが、今日のうちにノートをつくっておきたいな、と思い、一目散に帰宅しました。

このノートが500個めだから、です。ビールをたっぷり頂いちゃってそのまま寝ちゃって明日の朝になってアカン状態になって「つぶやき」が500個めのノートになったら、それこそアカンと思いまして。

ご登壇されたのは、平山高敏さん

https://twitter.com/t_hirayama0227

徳谷柿次郎さん

https://twitter.com/kakijiro

鳥井弘文さん

#これからのメディアについて考える

で詳しくは追っかけてみてください。

以下は私のメモです。走り書きのようなものなのでまとまりありませんが、ご容赦を。

インプット

最近よく感じていることだったのですが、「検索しても出て来ない、ググってもアカン」ということが多くない?ってこと。要は夥しい情報、コンテンツが日々Webの上に投げられているのに「無いやん!」と。これが特にあてはまるのが「地方」についての情報。これは徳谷さんのお話をお聞きしている限り「宝」がまだまだウジャウジャしているのかもしれない、と感じました。ただ、それをどう抽出するか、それにどんな文脈を付して導線を設けるか、という難しさはあるのでしょうけれど。そういう意味で「地方」(という表現はあまり好きではないのだけれど)のポテンシャルを新しいメディアが引き出す可能性がある一方、それに気づいて投資してくれるパトロンが居ないという点が指摘されていたのが印象的でした。

メディアの可能性、強み。ありふれた記号のようなキーワードであれば検索で探せるかもしれないが、検索ではちょっと出て来ないような視点、切り口を発信できるのがメディア。「天然酵母のパン」なら検索で探せるけど「ジャムおじさんみたいな職人さんが焼いたパン」は検索を超えているよね(=メディアならでは)、という鳥井さんのコメントが印象的でした。

平山さんはオウンドメディアについて4つのMUSTを共有してくださいました。

1.世界観
2.専門性
3.背景(文脈、パーパス、そもそも何で?)
4.主語("愛"であり、"I"でしょう)

オウンドメディア

検索を超越したコンテンツをつくれるか、その発信を続けられるか、が最重要。検索を超越コンテンツの基になるのは、素材(製品やサービス、そしてそれがユーザーに届くまでの過程で関わる人たち)。だから、素材は良ければ良い方が良いし、絶えず磨かれ続けていることが尚望ましい。ただ、その素材の良さは「中の人」では案外見出だしにくかったり(自分たちの良さにはなかなか気づけないもの)して、どう見つけ出してどう抽出するか、というのは課題。ただ、素材が良くて、その魅力を抽出する視点、方法がイケていて、しかも、それに導線を張る文脈が上手くハマって編集されたりすると、ものすごい説得力と伝播力を持つことになるのではないか、と感じました。そういう意味で、高い品質の製品、サービスにはオウンドメディアを通じて何かを起こす、変えることができるのではないか、と感じました。さらに、その品質を磨き続けることが継続的な発信につながり、その力を益々大きくすることもあるんじゃない?って。

イベントの最中、何度も"イケウチな人たち。"が登場したのが印象的でした。

https://ikeuchinahito.com/

イケウチな人たち。 も、今の熱量をさらに強くしていけば、もっともっと可能性が広がる、広がって欲しい、と期待しています。

このイベントに参加した理由

私はオウンドメディアの運営に関わっているわけでもないし、編集に携わってもいません。気ままにノートをつくったり、ブログを書いたりしている、ちょっぴり時代遅れのブロガーです。

でも、メディア、オウンドメディアには関心を持っいて、色々とインプットを得られたらと考えて参加しました。参加申込した後、メディアについて考えさせられた出来事がありました。

このノート、5月24日につくったものです。これから約10日後、例の「老後2000万円」報告書に火がついて燃え広がったのですが、正直なところ、あの報告書に目新しいところはほとんどありませんでした。しかし、新聞、雑誌、テレビ等々の伝統的なメディアが大騒ぎした(政治的な思惑はあったにせよ)のには滅茶苦茶驚きました。

この人たち、ポンコツやん!

と。もう一つ発見したことは、こうしたテーマに対応するメディアが存在していないこと。マネー系の雑誌やWebメディアに、この「意味」を継続して伝え続けているところは皆無、「これがおトク」「次に騰がるのはこれだ!」といった「機能(しかも、金融商品の場合、そこで喧伝された機能が発揮されるとは限らない!)」を訴えるばかりの既存メディア。なもので、今回のような問題が出て来た後でさえも「時間を掛けて資産形成に取り組むこと」の「意味」「意義」を伝える、語れるメディアは存在しない、結局、「つみたてNISAにはこう臨め!」といった「機能」の話ばかり。

「時間をかけて資産形成に取り組むこと」の「意味」を伝えるメディア不在を痛感しました。ここには機会があるんだろう、とも。

今回のインプットを通じて、様々な分野で「意味」を語れる、発信できるメディアがこれから必要とされるのではないか、と感じました。鳥井さんがイベントで指摘されていましたが、それは既存メディアのリプレイスではあり得ない、と。私もそう思いました。

まとまりがない、500個めのノートですが、公開しちゃいますね。

ビール、美味しかったです!ご馳走様でした!

https://note-kirinbrewery.kirin.co.jp/

貴重なインプットを頂けました!有難うございました!


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