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SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ (SBIアセットマネジメント)


中小型株ファンドの目論見書、運用報告書をチェック! の第7回です。

チェックするのは

SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ

です。


楽天証券の「国内株式(中小型)」に分類されているファンドから抽出しました。3年間の評価では、「5」となっており、楽天証券のスコア算出のモノサシからすると、成績上位10%に入っています。1年間の評価でも「5」(成績上位10%)となっています。(評価は2015年10月末のものです)

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C0002B51


交付目論見書」をみてみましょう。


投資対象を「株式・中小型株」としていますので、「中小型株に投資します!」と宣言、約束しています。

ファンドの特色は次のように説明されています。

わが国の経済社会に貢献すると考えられる」というのが注目されました。


「運用方針」については、こちらのファンドと同じ内容が記載されていました。

「ベンチマークはありません」

私は「ベンチマークなし」のアクティブファンドが好みです。
(個人の感想です)

パフォーマンスの傾向は以下の通りです。

この5年間、非常に立派な成績を残していると思います。

運用報告書は直近5期のものがWebサイトに掲載されています。この開示姿勢は大いに評価できますね。

市場別の構成比です。



ここ5回の期末時点で登場した業種は、東証業種分類33のうち、18しか登場していないのが興味深いところです。

Jul-10 は残高のあった会社が「1」となっています。表の右端の「登場回数」は各期末に登場していた回数です。したがい、「6」となっている会社は過去6期、全ての期末に組み入れられていたことになります。

今回はじめて登場した会社が18社。組み入れられているのが55社ですから約3分の1が新規組み入れのようです。

登場回数が「6」な会社は 4社あります。

くらコーポレーション

アミューズ

萩原工業

鈴木

です。最初の2つの会社は馴染みがありますが、萩原工業、鈴木となると???ではないでしょうか。

こうした会社をみつけて、しらべて、かかわる、こうしたサービスはファンドマネジャーに託したいですね。

最新の週報で組入れ上位の会社を見てみました。

10社全てが↑↑の直近の期末決算時点で保有していますね。

2015年11月13日時点でファンドの純資産総額が94.56億円、受益権総口数が36.1億口となっています。

このファンドは1口単位で販売されているので、金額指定で買付けられないところに不便さがあったのですが、同じマザーファンドの

SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(年2回決算型)

が今年7月に設定されています。純資産総額が30億円近くまで伸びていて順調です。金額指定での買付へのニーズが大きかったということでしょうか。

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C000C1T6


このファンドを保有している受益者の評価はどんな感じなのでしょうか、ホルダーの方、御意見をお聞きしてみたいな。大変興味深いファンドだと思います。

中小型株ファンドの目論見書、運用報告書をチェック! の第7回は

以上です。

次回をお楽しみに。


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