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#男はつらいよ で大いに笑い、そして、やっぱり泣いちゃう

#ピースオブケイク  さんのオフィスで行われた #男はつらいよ のイベントに参加しました。

1969年8月27日に劇場公開された第1作をみんなで鑑賞しよう、という企画。

イベントで上映されたのは50周年!で4Kデジタル修復されたバージョン。

35㎜オリジナル・ネガから、一コマずるフル4Kでデジタル修復しました。(画ネガは4K、最大4688x3648解像度、音ネガは96kHz32bitでデジタイズ。)画はネガのキズや劣化・退色等を、音は電源・キャメラ・光学編集等のノイズを、それぞれ1作品あたり約200~500時間かけて、技術者の目と耳で丁寧に修復。劇場公開当時の状態に復元したデジタル修復版を収録しました。

上映前にイベントのナビゲーターのお二人が映像の鮮やかさにご注目を(さくら、おばちゃんの肌ツヤを見て!)、とのことでしたが、確かに映像の美しさ、リアリティっていうのかな、に驚きました。

イベントには沢山の方が参加されていました。全作を何度も見ている大ファンの方から、小さなお子さんまで、みんなで大いに笑って、そして泣く(私はやっぱり泣いちゃいました)、ちょっとしんみりする、そんな素晴らしいイベントになりましたね。

第1作を鑑賞したのは、多分2回目。「一挙放送」企画で十年くらい前に見た記憶がありました。結婚式のシーンで涙腺崩壊したのはよく覚えていました。もちろん、今回も涙が。船で寅さんと博が話すシーン、あらためて見てとても印象的でした。

東京のあちこち、ホテルニューオータニとか、丸の内とか、昭和の東京が鮮やかに映し出されていたのも印象的でした。

出会い

私が「男はつらいよ」と出会ったのは、大学生のころ。サークルの合宿で移動のバスの車中。ビデオ上映されたんです。そのビデオを見るまで、もちろんその存在は知っていましたが、「寅さんなんて」っていう先入観、偏見を持っていましたので、ちゃんと観たことなんてなかった。ビデオの上映が始まっても最初はちゃんと見ていなかったんです。でも、ストーリーが進むにつれて徐々に引き込まれていって。どうやらまわりの友人たちも同じ感じ。バスがサービスエリアに入って、「トイレ休憩です」と案内されても、車中のみんなが映画に見入っていました。

ちょっと記憶が曖昧なのですが(先日Amazon Primeで第42作から第45作を見返したんですけど、それでも???でした。記憶とはあまりあてになりません笑)、たぶん、

第42作だったのかな、と。

とにもかくにも、あのバスの車中で #寅さん  に出逢ったんですよね。

その後、特集や"土曜は寅さん"なんかで、つい観てしまいます。で、笑っちゃいます、泣いちゃいます、じんわりしんみりします。全作コンプリートではないですけど。

今回、4Kデジタル修復版を観て、このセットがとても魅力的に感じました。昭和、平成の日本の風景の歴史が刻まれていて、記憶を呼び覚ましてくれるような感じがしました。第1作、私はまだ生まれていないですけれど。

非常に楽しく素晴らしいひとときを過ごせました。イベントの関係者皆様に大感謝です。

帝釈天参道の高木屋さんの草だんご、頂きました。美味しかった。映画にも登場してたような。


実は、東京暮らし29年目なんですが、帝釈天はまだ訪れたことがなく、、、一度行かなきゃね。

ただいま。
このひと言のために、旅に出る。

12月27日に50作目が公開されます。楽しみだ。


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