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「価値」をいっぱい語って ― #ひふみラボ への期待

今日、ローンチしましたね。

『ひふみ』のレオス・キャピタルワークスさんがnoteのクリエイターにJOINされた記念すべき日です。

どんなノートをつくられるのか、これからがとても楽しみです。

#ひふみラボ  への個人的な期待を書いてみようと思います。

私の期待はただ一つです。

「価値」を語って欲しい、「価格」ではなく。

投資信託の月次レポートって、そのほとんどが「価格」の話で占められています。パフォーマンス(基準価額の騰落率とか、それの要因分析とか)、ポートフォリオのウエイトとか。これを決めているのは株価、つまり「価格」のお話なんです。ファンドの向こう側にある投資先の「価値」についてレポートで伝えようとしている投資信託は極めて少ないのが実状です。

レオスの藤野さんのこちらでの指摘、スゴく印象的でした。

「でも、株には実態があるんですが、お金には実態がないんですよね」

この「実態」は、「価値」と言い換えることができるんじゃないか、と私は考えています。その「価値」、投資先の「価値」にフォーカスして欲しいなあ、と。「価値」を見つめることから「株式投資って何だろう」を考えて、自分なりの株式投資への構えを固めていくヒントがきっとある、私はそう思うんです。

「価値」と「価格」の関係で、私が常にイメージする図があります。

揺れ動く影は「株価」、影の実体は「株式価値」、影を作る光は「相場心理」である
https://www.panrolling.com/books/gr/gr72.html

岡本和久さんの『長期投資道』の24頁のこの図は、株式投資で最も大事なものの一つだと私は考えています。ここでも出て来る「実体」(≒実態)。そして、それは「株式価値」である、と。

投資信託の「その先」の「価値」を感じたい、強く思います。

そんなわけで「価値」について沢山発信してくれると嬉しいなあと、#ひふみラボ に期待しています。


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