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大和住銀DC国内株式ファンド ーアクティブファンドを眺めてみよう #40

アクティブファンドを眺めてみて、そのファンドから

「企業価値を探究しているか?」

そんなオーラが感じられるかをメンバーの皆さんにお尋ねするシリーズの第40回です。

これまでの眺めてみた軌跡を収載したマガジンは こちら です。

今回眺めてみるのは

大和住銀DC国内株式ファンド

です。


2006年10月設定です。設定から17年超となります。老舗ファンドと言えるでしょう。

交付目論見書 からです。

当ファンドは、つみたてNISA(非課税累積投資契約に係る少額投資 非課税制度)の適用対象であり、2024年1月1日以降のNISAの「つみたて投資枠(特定累積投資勘定)」の対象となる予定です

ごく限られた数しか選定されていない つみたて投資枠 のアクティブファンドということで関心を持ちました。

わが国の株式を主要投資対 象とし、ファンダメンタル価値比割安性(バリュー)を重視し、収益性・成長性 を勘案したアクティブ運用により、信託財産の長期的な成長を

ファンダメンタル価値”が「企業価値」をイメージした表現なのかもしれませんね。

運用プロセスを示したチャートですが、具体性が感じられるか?という観点ではかなりしんどいトホホな感じを受けます。

受益権総口数の推移

受益権総口数の推移が「企業価値を探究しているか」否かとの関係は直接ありません(個人の考えです)が、ファンドへの受益者の支持を窺うことができるものと考えています。また、コンスタントに口数が増加しているファンドの方が市況にかかわらず「良い会社に投資できる」可能性が高いものと推測しています(個人の考えです)。

「企業価値を探究している」それがしっかり感じられるファンド、そうしたファンドがしっかりとした受益者の支持を得ていれば、相乗効果があるのではないでしょうか。

2018年12月以降の月末時点の数値の推移です。

2023年12月末で受益権総口数は188.5億口。2021年3月以降、34ヶ月連続で口数が前月末より増加、つまり、ファンドへの資金純流入となっています。

2022年12月末の口数が163.3億口でしたのでこの1年での増加率は15%。まずまずの支持を得ていると評価できそうです。

ウエルスアドバイザーからです。

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