noteの更新を毎朝楽しみにしている、林伸次さんのマガジン。

そのマガジンの先日の記事です。

この記事で採用されていた質問。僕が林さんに投げた質問なんです。その僕の質問に記事の有料パートで林さんがお答えになっています。そのお答えの中で登場されていたよしたかさん。

よしたかさん、実は、僕の運営しているメンバーシップのメンバーさんです。

よしたかさんのnoteアカウントです。

メンバーシップの掲示板で一度「林さんのお店に一緒にいきましょうよ」というお誘いを頂いてました。そこで今回　よしたかさんとBAR BOSSA でご一緒する機会をつくったんです。

よしたかさんと直接お目にかかるのは今回が初めてのことです。お店の開店時間に待ち合わせてカウンターで色々とお話させていただきました。僕自身お店にお邪魔するのは4度目ですがカウンターに座ったのは初めて。そんな僕とは対照的に、よしたかさんは2013年頃からお店に通われている常連さんでした。

よしたかさんは大阪のご出身。就職で上京されて15年あまり。僕も同じく関西人、上京してから30年超。東京に居る時間は僕が倍以上長いのに、関西の言葉、喋り方の痕跡がより深く残っているのは僕の方。そんなところも対照的でした。

僕のメンバーシップは「投資、資産形成」が主なテーマなので、話題はそちらの方向に自然と向かいます。

どんな投資をされているのか、尋ねてみました。よしたかさんのポートフォリオのメインはインデックスファンドとのことでした。「ひふみ投信」も持っている、とのお話でした。

「ひふみ投信」は何故？とお尋ねすると、藤野英人さんの発信、考え方に共感するところがあって続けている、ということでした。ただ、時間の制約等もあって詳しく中身を見たりすることはほとんど無いとのことでした。

月次レポートとかゆっくり見ている時間って取れないものですか？　そう尋ねると、「はい、色々忙しくて（よしたかさんは娘さんがお二人いらっしゃるそうです）、とてもそういう時間は無いです」と。

ではイベントとか、そういうところにはなかなか参加できないですね？とも尋ねてみました。「興味はあるけれど、そのために時間を割くのは難しいです。」

じゃあ、レポートとかそういうのもTik Tokとかそういう短い動画が良いんですか？と問いかけると、「そうですね！」というお答えでした。

そうか、やっぱり若い人は忙しいんだよなあ、とあらためて気付かされました。

投資を始めてどうでしたか？　そんな質問もしました。

よしたかさんの答えは「いろいろと関心の幅が広がりました。新聞を読むとか情報に対する感度や主体性が上がった、と」というお答えでした。そういう意味で100円からでも投資信託が買えるようになったこと、おつり投資やポイント投資は投資の入り口のハードルを大きく下げたと感じる、意義は大きいとお話しされていました。最低投資額が1万円は、ハードルが高い、とも。

お話が進むと「ひふみ投信」を選ばれている理由がやっぱり気になりました。もう少し踏み込んでお尋ねすると、藤野さんという「人」をご覧になっているのかな、と感じました。藤野さん、面白いな、っていうよしたかさんの感覚が理由の一つ。

あと、もう一つ。よしたかさんの理由と感じられたことがありました。

よしたかさんは近々転職されるそうなんです。新卒でこれまで勤めた会社を辞めての転職。理由は、今の勤務先が事情により経営陣がゴソっと変わったそうです。その変わった後の会社のあり方、よしたかさんには違和感が生まれた、そう説明されました。そんな時、これまでの経験を活かせそうな機会の紹介を受けたそうです。お給料は下がってしまうけれど、その機会にチャレンジすることを決めたんだそうです。

ああそうか、と思いました。自分の価値観を大事にされているんだ、と。その価値観で決断、行動される人なのだな、と。そんなよしたかさんだから「ひふみ投信」を選ばれているのだ、そして、僕のメンバーシップに参加してくださっているんだ、と思いました。

よしたかさんが「ひふみ投信」を選ぶのは、自分のポートフォリオを全部市場任せにするのではなく、「この人、面白そうだ」という感覚をポートフォリオに反映させているってことなんだろう、と。

僕よりも若い投資家の方のお話を久しぶりにナマでお聞きしました。やはりナマでお聞きする肉声には「なるほど」と納得させる力がありました。大事なことをいろいろと教わることができました。よしたかさんのご都合でお話しできたのは1時間あまり。でも中身の濃い時間でした。

また会いましょう、というお言葉も頂くことができました。次にお目にかかれたらまた色々と教えてもらえたら、と思っています。

よしたかさん、ありがとうございました！　

BAR BOSSA 林さんにも深く感謝です。楽しい一夜でした。

よしたかさんからいろいろと教えてもらったのですが、その中からもう一つ。

素敵な雰囲気の心地良いバーの常連になることってカッコイイ「投資」だなあ、って。50歳にして気づけた感じです。教えてもらいました。