ローリング・リターンを月次レポートに載せるファンドを発見しました
お久しぶりです。月次レポート研究所としての久々の投稿です。
ローリング・リターン をご存知でしょうか。
検索してみると、こんな結果が表示されます。
最初に表示されたページからです。
個人投資家向けの投資信託のほとんど全てが、いつでも(営業日であれば)買い付けることができて、いつでも解約できます。それを考慮すると、ローリング・リターンにもっと注目すべき!というメッセージをずっと訴えてきました。
2019年12月につくった記事です。
そんなローリングリターンを月次レポートで大きく取り上げているファンドを見つけました(他のファンドがあればぜひ教えてください)。
レポートの最初のページからなかなかユニークです。
このファンド、過去1年分のレポートが閲覧できます。
2023年12月末基準のレポート はローリングリターンの記載がありません。表紙もおとなしめ。
月次レポートが変身を遂げたのは、2024年1月末基準のレポート のようです。このレポートからレポート全体が大幅に変わりました。
BEFORE
AFTER
米国には、ベンチマーク(参考指数)との比較をしているファンドもあります。
10年のローリングリターンでは、計測可能期間の67%の期間でベンチマークのRussell 2000をアウトパフォームしている、と述べています。
ポートフォリオの状況には、アクティブシェアのほか、流動性が示されているのがユニークです。
ポートフォリオの特性として、バリュエーションについてのデータもあるといいかもしれませんね。
ローリング・リターンが掲載された月次レポート、初めて見ました。繰り返しになりますが、他にも掲載されている月次レポートを発信しているファンドがあれば、コメント欄で教えてください。
ユニークな月次レポートを見つけたら、また更新します。
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