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二兎を追ったっていいんじゃない?

鳥井弘文さんのブログからです。

自分の中で、白黒つけようとする必要は全くないんですよね。

世間から「あなたはどっちなんですか…!?」と迫られているような錯覚に陥るから、「自分も立場を明確に決めなきゃ!」と思ってしまうだけで。

グラデーション。

定期購読している林伸次さんのマガジンでは、毎日のように出てくる言葉です。

白か黒か、ではなくて、どっちなんだろうなあ、黒目のグレー、グレーに近い白。そういうのが人それぞれであって当たり前なんですよね、よく考えてみれば。

どっちかハッキリさせないとダメだ、って人もいるけれど、どっちかなあ、とその時時でちょっと違ったりする人もいる。

意思決定にも似たことが言えるような気がします。

AかBか、どっち? 

こういう”OR”な意思決定が当たり前で「二兎追うものは一兎も得ず」と言われてきたような気がします。どちらかをキッパリ選ぶ方が潔い、みたいな。

もちろん、こうした二者択一的な意思決定、決断の場面は無くならないでしょう。そうした場面での判断力を高めるために、しっかりと状況を把握し、プロコンを分析する力の重要性は変わらない、と思います。

一方、AかBか、をキッパリと決めきらずに、というのは、中途半端、煮え切らない、優柔不断、という印象を持たれがち。

でも、これからは、そういう姿勢が求められる意思決定の場面もドンドン増えてくるのでは、と思います。”AND” を追求したり、第三の道を見つけ出す、つくり出すために。キッパリと選んだが為に、第三の道に行くためには遠回りせざるを得ない、とか、今更そっちになんか行けませんこの道を進みます、とか。そういうことが起きるんじゃないか、と。

”OR” で決めてしまうこと、それは時にラクなことだと思ったりもします。「わかんないからもうエイや!」って感じ。そういうこともあるけれど、”AND”を目指して、優柔不断と思われても、選択肢を残しておくこと。それは結構しんどいことだったりするけど、辛抱する。

なので、思いました。

二兎を追ったっていいんじゃない?って。

色々あります、例えば「社会性か経済性か」とか。

二兎追ってる方がカッコイイんじゃない?


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