愛だろ_アイ

独り善がり

私には十数年来お世話になっている投信会社があります。

お世話になっている、とは具体的に言うと、その会社が運用する投資信託(ファンド)にお金を託している、ということです。毎月少しずつ、時には少し多めに、その投資信託にお金を託しています。

その投信会社が創業以来貫き続けているビジネスのやり方、それはその会社の基本的な価値観ともいえるものなのですが、それを「独り善がりだ!」とする主張に出会いました。

長らくお世話になってきたので、私自身はその基本的価値観を高く評価するとともに共感を日々強めていたので、この主張には驚き、いや、反感さえ持ちました。でも、考えてみました。ちょっと考えてみました。

「独り善がり」という主張を支える根拠は、それなりに説得力があるかな、と。でも、「それなり」です。

というのも、この基本的価値観があったからこそ、その投信会社の様々な「見えない資産」が時間を掛けて磨かれているのではないか、と。お客さん、取引先、会社を取り巻く関係者の共感や愛着を増幅させることはもちろん、。会社で働く社員の皆さんの成長(こういう言葉でまとめてしまうのはちょっと単純化しすぎですがお許しください)に大きく寄与しているのが、「独り善がり」と評された基本的な価値観だと私には思えたのです。それはその基本的価値観を通じて、私が十数年、この会社とお付き合いしているから、という贔屓目、ものすごい贔屓目があるのも確かですが。でも、十数年かけてあれだけの数のお客さんからの支持を得ることが出来ているのだから、この見方はそんなに間違ったものではないだろう、とも思っています。

会社を取り巻く関係者の皆さんから、より深い「愛」を注いでもらえるように、より自分らしく考えて下さる「I」となってもらえるように、この基本的価値観を、その投信会社には益々磨き上げて欲しい、そう思うのです。


、、、、

ここからは、こじつけに見えてしまうかもしれないけれど書いちゃいます。

ここ数週間で私に起こったことが無かったら、この「独り善がり」論に出会った私は、もっとムキになっていたことでしょう。(まあ、こういうnoteを書いている時点で十分にムキになっているのですが<笑>)

そこまでムキにならずに、「愛」とか「I」とかと結び付けて考えられたのは、「イケウチな人たち。」や #イケウチな人たち と、そのMeetupとの「出逢い」があったからなんだ、と。

その「出逢い」こそがここ数週間で私に起こったことです。「愛」や「I」について考えるきっかけをくださったのは、間違いなくこの「出逢い」だったから。

ん、もしかして、これが一番の独り善がりかもしれないな???


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