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テクノロジーの原理 「5G」 by エシモの備忘録

【この記事を読み終えるまで 約5分】

これはテクノロジーの原理を理解して、少し先の未来を見据えるシリーズです。第三弾は「5G」。それでは、レッツ備忘録!


1.5Gはどんな必要性を解決するために誕生したのか


→超大容量のデータを一瞬で送受信する必要性

IoT時代の到来によって、世界中に飛び回る情報量(転送容量=トラフィック)がめちゃくちゃ増えた(2020年のトラフィックは2010年のと比べて1000倍だ)。IoT社会では4Gよりも高性能な回線技術がないと快適に日常を過ごせない。そのために第5世代の通信技術5Gが開発された。

・直訳:5G(5Generation)=第5世代

5Gで実現される世界は大きく2つの特徴がある
⑴大容量のデータ通信が可能になる
⑵重いデータでも一瞬で送受信できる

コンピュータは「人の脳の処理を自動化させる技術」で、インターネットは世の中の情報を瞬時に交換し、ハブ型の権威から人々を解放するツールだった。インターネットの威力を最大限に活用するにはより多く、より早い通信技術が必要となる。IoT社会では、日常生活の自動化だけでなく、工場の遠隔操作や医療現場の遠隔治療も求められている。これらの現場は1秒の通信誤差も許されない。しかし、5Gならそれが可能だ。

5Gは4Gに比べて100倍速度が早く、1000倍のデータ容量を扱える。

図太く早い、それが5Gだ。

2時間の映画をダウンロードするのに、5秒程度しかかからない。遠隔操作も超余裕。

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これによって到来するのが個人動画コンテンツの黄金時代だ。1960年代、テレビが誕生する前までは人々は雑誌を読んで情報を取得していた。しかし、テレビは文字を読む手間も必要ない。ただ見ていれば勝手に情報が入ってくる。だから人々は1970年代から2000年代まで、より手軽なテレビに夢中になった。

インターネットもこれと同じ。最初は回線が小さかったため、ウェブ内情報のほとんどが文章で構成されていた。2010年まではブログの黄金時代だった。しかし今は動画で簡単に情報を送り合える時代だ。人々はより便利なものをより手軽に得ることが大好きなので、文章よりも高品質で簡単に情報を取得できる動画に人気が出るのは自然な流れだ。些細な検索も今ではYouTubeで済ませる人がほとんどだ。だからクリエイターは、自分の魅力を文章ではなく、動画で発信するべきだ←(これを文章で書いている自分は時代遅れということだ!笑笑)

2.それは最も効率が高いことか

こういう未来の話をすると、「そうやって機械にばかり頼っていると人間本来の生きる力がなくなってしまうよ」という人も出てくる。しかし、そういう人も今はスマホを片手にツイッターでボヤいているのだ。何が言いたいかというと、テクノロジーの進歩は止めることはできないので、それによって引き起こされる運命を早い段階で追い求める方が断然お得なのだ。そっちの方が先行者利益も多いし、トラブルにもスムーズに対応できる。5Gは少子高齢化社会の日本を救うテクノロジーにしなくてはならない。5GによってIoT社会を実現することで、国力が豊かになる。日本の産業をアップデートするのにIoTと5Gの活用はもっとも効率的だと言える。

3.5Gの現状

2020年5月の現状は、まだ4Gの方が日本では主流だ。5G対応のスマホも出たばかりで普及しきれていない。あと3〜5年後には全国民が5G対応のスマホを手に入れるため、日常生活ではより高品質な動画サービスに人気が集まり、産業界ではロボットによる遠隔操作と自動化が主流になるだろう。

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日本政府は2050年までにAI・AR・VR・ロボットの活用により複数の人が遠隔操作する多数のアバターとロボットによって社会を支える未来を目標に掲げている。その初期段階として5Gの時代が来ているのだ。

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次回はVRについてまとめます!

お楽しみに!

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最後までお読みいただきありがとうございました!

エシモ


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