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リノベーションに期待する3つの価値

面白いことを求めて、吸い寄せられて行き着いたのが、リノベーション業界。今、感じているリノベの可能性について。

価値的なもの

自分が愛用している家具が、どのように配置されたら美しいのか。
どんな素材と合うのか、どんな照明をどの確度で当てるのか。
空間の美意識、センスが問われる。リノベーション、真剣勝負。

廃墟寸前の旅館と酒蔵の再生。建物には島民の記憶が宿っていた。
島民が自然に集まる「記憶再生の仕掛け」により、島に賑わいが戻り、外国人観光客も訪れるように。観光客が本当に体験したいのはこういうこと。

機能的なもの

家庭内事故で亡くなる人の数は交通事故より多いという事実。ヒートショック、転倒等。バリアフリーにしたり、断熱性能を向上させることにより、極力負の要素を排除できる。この事例では、断熱・耐震性能を飛躍的に向上。

経済的なもの

中古リノベは平均で新築の2/3のコストで、叶えることができる。残りの1/3を暮らしを豊かにするものに使う。立地、管理良好の物件を選べば、ライフスタイルの変化に合わせて売ったり貸したりがしやすくなる。

リノベーションという手段で、日本の暮らしを「価値」「機能」「経済」この3つの視点でより豊かに。千利休のような日本人特有な繊細な感性で、ビル・ゲイツの家のような超機能的な空間を、お値段以上、ニトリ並にお得に手に入れられる可能性を秘めている。

リノベーションの体験記はこちら。



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