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"Technology", "art", and "nature"

リノベーションの仕事をしていると、当然ながら自分もリノベーションしたくなります。

僕は26歳のときに思い切って築32年のボロボロの中古物件を買って、リノベーションしました。その時は独身でした。今は転職もして、結婚もしてライフスタイルも変わってきたことから、今の家は売るなり貸すなりして、早く2件目をやりたいなと考えています。

そこで僕が今、次やるならこれは絶対大事にしたいという3つのキーワードを書きます。あくまで超個人的なものです。

まず、今やるなら注目すべきはテクノロジーです。IOTの領域がどんどん住宅に入ってきています。「アレクサ、なんかして!」「おい、グーグル!」と言っている人も増えてきているのではないでしょうか。僕も共働きであることから、やっぱり家事の負担はできるだけ減らしたいなと考えています。仕事から帰ってきて、御飯作って、洗濯してとやっていると疲れるしストレスも溜まりますよね。テクノロジーを住まいに入れることで、暮らしが楽になり、空間もどんどんアップデートされるようになると思います。

例えば、これはスマート照明。HUEが有名ですね。
朝起きる時間になったら段々明るくしてくれたり、夜更かし防止のために夜は段々暗くしてくれたり、また、電気つけっぱなしで外出するのをふせぐため、外出先から操作できたり。

これはスマートロック。携帯もって近づくだけで自動で空けてくれたりするので、仕事帰りにスーパー寄って両手がふさがっているときなんかは便利ですね。

これはスマートミラー。一見普通の鏡ですが、ここに時間や天気予報を表示しておけますね。歯磨き中に情報収集。子供がいたら3分の歯磨きの仕方のアニメとか流せれば、良い歯の子が育つだろうな。

スマートまな板?こんなところにもテクノロジーが。
ここに色々表示してくれれば、クックパッドを見るために携帯をコンロの近く置いて油まみれになることもなくなりそうです。地味に期待。

カッコイイ衣料乾燥機。服の量が劇的に減らせる気がします。そうすれば、クローゼットに面積とられることもないから空間が広く使えそう。もうちょっと先かな。

もう、壁をディスプレイにしちゃおう。
頭良さそうに見えるし。(そういう発想が頭悪い)
ここに好きな風景写しておきたい。
アフリカのサバンナのリアルタイムの映像とか。

という感じて、暮らしに関する新しい技術が次々生まれてきています。
個人的には、家庭内事故を防止するものも出てきてほしいなと思います。
交通事故よりも多くの人が家庭内事故で亡くなっていて、僕の身内も家庭内事故で亡くなりました。ヒートショック現象、火事、家具の転倒などなど。家の中には危険がいっぱい。
自分の家の中はもちろん、離れて暮らす家族の状況もわかったりすればより安心です。
テクノロジーはそういった問題を解決できるポテンシャルを持っています。僕が独学でプログラミングを学び始めた理由も、このためです。
まだ形にはできてませんが、必ず。

次のキーワードはアート。アートに囲まれた暮らしがしたいなと思います。
問題解決してくれるのがテクノロジーだとしたら、問題提起してくれるのがアートではないでしょうか。アートは高くてなかなか手が出ないので、まずは写真を飾ることから始めました。

これはうちの自宅の壁です。家族の写真を飾っておくと、自分の家感が増しますので、オススメです。フレームはIKEAで驚くほど安い価格で売っています。ちなみに全部IKEAです。アートは手が出なくとも、これだったら手を出せるのではないでしょうか。

リビングの一角に、無造作に好きなアートが飾ってあるこの感じ。
テイストはバラバラですが、なんだか統一感があるように見えます。
このアートが良い!という直感は実は深いところでつながっているのかもしれませんね。

こういう奥行き感を感じさせるアートの飾り方はしてみたいです。
廊下や玄関に、大ぶりのアートをどかんと一つだけ。
インスピレーションが沸き起こりそうです。

テクノロジーとアートはとても相性が良いのではと思っています。
テクノロジーで生まれた余裕を、アートを楽しむ時間に充てる。
僕の暮らしのテーマです。

そして最後のキーワードは自然です。
中古リノベを選んだ理由の一つは立地でした。
今は都心の駅徒歩2分という便利なところに住んでいますが、やはり自然を感じることは難しい。都心に住むなら自然に囲まれた暮らしは我慢しないといけないのでしょうか。

否。これはおそらくマンションリノベですが、自然を感じられる空間になっています。テクノロジーで家事はちょっと楽になっているはずなので、浮いた時間で植物を愛でたいですね。

こういう季節を感じる枝ものもいいですよね。
「季節感がある大ぶりの枝もの」が部屋にあるとぱあっと部屋が明るくなる感じがしませんか。

ドライフラワーも捨てがたいですね。ドライフラワーはリノベーションと相性バツグンだと思います。コンクリートむき出しのラフな素材感とエイジングされた植物はとても合うのではないでしょうか。ドライフラワーのために最低一面は壁をコンクリートのままにして仕上げたいです。
照明でスポットライト当てたらとても雰囲気が出ること間違いなしです。

ここまで、テクノロジーとアートと自然というキーワードについて書きました。僕は30歳、共働き夫婦。共感してくれる人もいるかも?とちょっと期待を込めて個人的な趣味を書いてみました。

こういう好きなものから作っていけるのがリノベーションの良さです。
読んで頂いている方も是非、いつかの選択肢の一つに加えて頂けると嬉しいです。

リノベーション情報をマガジンにまとめています。
読んで頂けると嬉しいです。


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