LIFE CONCEPTをもつべし

リノベーションの仕事をしてて、いろんな「暮らし」に出会ってきたけれど、満足度が高い人に共通してるのがライフコンセプトを持っているということ。ライフコンセプトはあとから僕が勝手に名付けただけなのですが、どんな風に暮らしたいというのがハッキリしているということ。

自己分析では見つからない

ではどうやってライフコンセプトを作っていくのか。ハッキリといえるのは、自分のことばかり考えていても無駄ということ。自己分析では見つからない。世の中で起きていることに興味を持って、よく観察して、共感すること。ライフコンセプトがある人ほど、自分ではなくて、自分以外の人に目が向いていることに気がつきました。その中で自分が何ができるのか、何をしたいのかが冷静に見えている人が、ライフコンセプトを持てています。

状況によって変わるもの

人生がどん底のときにライフコンセプトなんて悠長なことを言ってられない。確かにそうです。でもそんなときは一刻も早くこの状況を変えたいという強い衝動そのものがライフコンセプトになり得ると思います。マズローの欲求のように段階があるのがライフコンセプト。それが自分と関わる人の暮らしの価値を上げ続けるものになっているか、それが重要です。