最高に喜ばれるプレゼントを渡し方

好きな人にプレゼントを渡すタイミングって悩みますよね!
でも、実はプレゼントを渡すタイミングって結構限られてるんですよ。

どのタイミングで渡すのがいいと思いますか?
ディナーを食べ終わってデザートが出てくる前?
または、デザートを食べ終わった瞬間ですかね?
そう、色々タイミングはあると思います。

というわけで今回は、プレゼントはどのタイミングで渡せば、相手が最高に喜ぶかを詳しくご紹介します。


1.プレゼントを渡すのはデートの最後が鉄板!

多くの人がそうでしょうが、
プレゼントはその日の最後に渡す
です。
デートの最後が鉄板だと思ってください。

「そっか!最後がいいならもうやってるからいいや!」って思った人、ちょっと待ってください。

どうして最後がいいのか説明できますか?
この説明ができる人って正直少ないと思うのです。

例えば、ご飯を食べに行ったなら食べた後。
特に、デザートを食べ終わった後がいいのです。

なぜかというと、人間は甘いものを食べると、脳から幸せホルモンのドーパミンが分泌されるからです。

このドーパミンが放出されているおかげで、相手は物事を勝手にプラスにとらえやすくなるのです。

どうして最後にプレゼントを渡すのが良いかという考え方が、実はデートプランなどの色々な場面で使えるのです。

かつ、心理学の用語で「ピークエンドの法則」というものがあります。

ピークエンドの法則とは、あらゆる体験のピーク時(もっとも良かった時と悪かった時)+エンド(最後)を人間が記憶しやすいことを示す法則です。

例えば、皆さんが元カレや元カノのことを思い出す時って、すごく楽しかった思い出か最悪だった思い出、それか別れ際だと思います。

このことをピークエンドの法則というのです。

つまり、幸せホルモンのドーパミンが分泌されている状態で、デートの最後にプレゼントを渡すことで、相手の記憶に自分とのデートが良い思い出として残るのです。


2.心理学の実験から分かる最後が良い理由

また、心理学の実験では、ダニエル・カーネマンという人が実験をしたデータがあります。

この実験は、被験者に2つの体験をしてもらいました。

1.死ぬほど冷たい水に60秒ほど手をつける
2.死ぬほど冷たい水に90秒ほど手をつける

ということです。

ただし、2は初めの60秒は1と同じくらい冷たいのですが、残りの30秒は少しだけ温度を上げています。

そして、被験者に「もう一度経験するなら、どっちがいいのか?」ということを質問しました。

皆さんだったらどちらを選びますか?

この実験の結果では、なんと80%の人が2を選んだのです。

普通に考えれば、少しでも早く終わる1を選びそうなのに、どうして2を選んだのでしょうか?

それは、最後の30秒で少しだけ温度を上げたことで、「こちらの方がマシ」だと多くの人が判断したからです。

何が言いたいかというと、人間は物事の最後が記憶に残っているといるのです。

つまり、ピークエンドのエンドのことです。

そのため、プレゼントを渡す時でも一番最後に渡すことで、相手により良い経験だったと記憶させることが出来るということです。


3.日常的に使えるピークエンドの法則

プレゼントを最初に渡したり途中で渡したりすると相手が覚えていないことすらあります。

だから、プレゼントを渡すタイミングは間違いなくデートの最後なのです。

余談ですが、コミュニケーションでも同じことが言えます。

例えば、どうしても嫌な事を話さないといけない時には、最初に嫌なことを話しておいて、最後に相手の興味のある話を振って盛り上がって終われば、相手は「いい会話だった」と記憶に残る傾向が強いです。

仕事やサークル活動で、好きな相手に嫌なことを話さなければならない時がどうしてもありますよね。

そういう時は最初に嫌なことを話してから、良いことや楽しいことをはなすようにすれば好感度がさがるようなことはないです。


まとめ

プレゼントを渡す時には、基本的にデートの一番最後がベストです。


なぜなら、ピークエンドの法則というものがあって、人はある体験をその体験のピークとエンドで判断するからです。

デザートを食べた後は、ドーパミンが分泌して相手の気持ちが幸せになっているピークのひとつなので、エンドでプレゼントを渡すのです。

ピークエンドの法則というのは、プレゼントを渡す以外にもあらゆる場面で使えるので、ぜひ皆さんも試してみてくださいね。


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