見出し画像

2018.09/02 Xデザイン学校大阪分校 第5回 「質的調査の分析」@Yahoo!JAPAN(グランフロント大阪)

翌日の第5回は、グランフロント大阪のYahoo!さんのオフィスに移動。

タイムスケジュールとしては
課題説明→パターン分析→UXパターン発表→UXパターンを応用したサービスデザイン
→発表

パターン分析

「状況」context
問題」problem
解決」solution

分析のポイントは個別の差異よりも、共通する生活価値やニーズ分析と理解が重要。
ここで初めに私たちのグループは1日目の価値マップをもう一度見直し京都の共通する価値やニーズ分析を豊かな暮らしに当てはめて議論しました。
ここではやはりパターン名などを考えるのは難しく感じましたが、重要なパターンというの意外とすんなり決まった印象でした。

浅野先生の講義の中で「社会システムに目を付けて考えられたチームはパターンが少ない。個人の特徴的な行動に着目してしまうと、多くのパターンができた気になってしまう」というお話は自分の中でしっくりきました。なのでBチームの発表はすごく何というか、おぉ!すごい!と単純ですが思いました。
エスノグラフィーというのは閉鎖集団の中の特徴を見つけることで、個人の特徴を見てはいけないと改めて理解できたはず、、です。
グルーピングしたものを概念化するのにパターンが大事なのだと思った。

UXパターンを応用したサービスデザイン

1日目から集めてきたパターンをサービスにする最後の過程。パターンをしっかりできているとサービスはすぐに生まれる。ということでしたがかなり難しかったです。サービスの最終的なチームの発表としては「人と街のマッチングサービス」でした。

サービスのターゲットを新しい土地に家を建てる人(主に家族など)にして、新しい土地に住む「不安」を解消するために、顧客とその土地の住民を繋げ、リアルな情報を得られるように提案しました。グループの中で、家を建てる時に様々なサービスが、あるがデータなどはよく見ることができるが、本質的な事は住んでからじゃないとわからない不安(近隣の住民が変だ。などのリアルな情報)と、その土地にすぐ馴染めるようにするサービスを考えました。

ゲームチェンジを意識しつつそのアイデアが足し算にならないように議論を重ねていきましたが、最終的にサービスの利益の面などビジネスとして洗練できなかったのは反省しないといけないなと感じました。収益をどこから得るのか、それを考えられないとサービスを考える意味がない。

なかなか毎回、もやもやした状態で帰ることになるのですが、知識の収納庫を大きく出来るようにスポンジになったつもりで吸収させて頂きます!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?