モアー・ダンディズムのぴーすけ感想※ネタバレ

モアダンのぴーさんの話をする、と書き記してから1か月近く。

忘れていた、というより、書くタイミングをすっかり逃してしまっていました。

それに、ここで書かなくても、Twitterのタイムラインを見る方が圧倒的に情報量と質が良い。じゃあ書かなくても良いのか?

でも、私の記憶力の悪さのため、見たものを文字化して残しておきたい。

そういう訳で書いていきます。ネタバレしかありません。あと、バレエの動きの名前が全っ然分からないので、百聞は一見に如かず、と思ってください…


1.プロローグ

プロローグ幕が開けると上手黄色チームの先頭に見目麗しい天華えま様。目深に被った帽子から覗く目元と凛とした表情。その表情を湛えながら下手に向かって移動していきます。

凛とした表情を浮かべながら足踏みや腕ぐるぐる回す振付。そして、小桜ほのかちゃんと一瞬組むとき、包容力・優しさに満ちた笑顔をほのかちゃんに向ける。その包容力と溢れ出る暖かみある色気がほのかちゃんを包んで、ほのかちゃんがぴー様に向ける表情がとても幸せそうで、僅か一瞬のことだけど、もう表情筋がはちきれそう。

はける瞬間まで何かを予感させる表情、そしてはけるその時、時々客席に向けてウインク。私に向けられたものじゃなくても、もう、尊すぎて死…

なこちゃん、愛ちゃん、せおさんが歌う中登場するぴー様。回転を含む振付の中で、色気ある表情と、長い御腕から溢れる色気(色気の話しかしてないな)。しゃがみこんだような振付とパアーと腕を上で広げる振付(語彙)の時に見せる眩しい笑顔。尊し…

デュエダン。ほのかちゃんに対して、包容力&世界一慈愛に満ちた表情を向けて、もう、ぴーほのがこの上ない幸せを見せ合っていて、向かい合って腰揺らす振付の時に溢れるオーラが只物じゃない…

プロローグラスト。帽子がないことでぴー様の表情がよく見える。ぴー様の歌の上手さは有名だと思うのですが、歌う時の口の開け方とかがやっぱりクラシカルで、そりゃ歌うまよな、と納得。でも見てる間はそんなこと考えられない。ぴー様が眩しい…笑顔が眩しい…

2.ミッション

革命を起こす若者たちの物語、という場面のミッション。お芝居仕立ての場面で、登場時は後ろの幕が上がって一番前の左から3番目にいるぴー様。ぶつかり、迷い、ことミハエルさんについていき、ミハエルが最初の書類を手にするその時まで、困難の中の表情。ミハエルが紙を手にし、自分達も集めよう、とはけていくとき、ことちゃんに向ける尊敬や苦悩や努力や色々が詰まった、言葉に出来ない表情。はけるときの回転と跳躍力。

せおさんチームから書類を受け取り、持ったまま三転倒立見たいな振付を踊ったり、同じチームの男役さん(極美君?)に書類を手渡してから、任せた、とも安堵ともとれる表情を浮かべてくるくる回って、さあみんな来るんだ!とでも言うような身体での呼びかけ。

続々と資料が集まっていよいよ、というところでミハエルさんが撃たれてしまい、その時の悲しみに満ちた後ろ姿。

悲しみにくれるなこちゃんのもとへ集い、勇気を出して進もう、というところであかりちゃんやなこちゃん、客席にラストに向ける表情。悩み、苦しんで、酸いも甘いも今までいっぱい経験したぴー様らしく、でも希望すら浮かべた表情。苦しいし、美しい。ここは、言葉に出来ない。

3.キャリオカ

キャリオカ6人組として登場。6人それぞれの見せたいカラーが違う中、あかちゃんのアイコンタクトに応えたり、少しおどけたような表情を浮かべたり、ことちゃんの直前のアドリブ次第、または6人組が入る時に6人組の上手チームのやってること次第では登場時に凄く笑っていたり、そうでなくともスン、とした綺麗な表情で立っていたり。でも、結論として言えるのは、

マジカッコいいいいいいいいいいいい……

娘役さん達に場面を渡す時に客席に向けて時々ウインク。キャパオーバー。

ことなこが登場してから、あんるちゃんを連れてステージへ。あんるちゃんに対して包容力はもちろんのこと、あんるちゃんより少し下級生な分か、少し甘えたような表情をしたり、顔いっぱいではちきれんばかりの笑顔を浮かべてあんるちゃんと見つめあったり、最後の最後、キャリオカが大盛り上がりする時に物凄く楽しそうにはっちゃけてたり。暗転してから、あんるちゃんの体を起こす時に、あんるちゃんに向けて眩しい笑顔を向けてからはけていたり。

4.ゴールデン・デイズ

幕開きから、愛ちゃんを観たら良いのかぴー様を観たら良いのかわからなくなる。今回はぴー様のこと書く記事だから、ぴー様のお話をば。

すんごい早着替えだから、額には薄っすら汗を浮かべているけれど、それがどうした!?というくらいのロイヤル感。段違いのロイヤル感。あと、物凄く透明感がある。表情、というより、ぴー様のオーラが透明感溢れるものなのかな?ただ立っているだけでも、聖人のような、慈愛のような暖かい表情を湛えて透明感を放っていて、愛ちゃんを中心に士官だけで踊る時は、バレエチックなしなやかさとロイヤルさが溢れていて、目が離せない。

ほのかちゃんと共にデュエットする時、プロローグの時の若さと楽しさを含んだ包容力よりも、更に深い愛しさに満ち溢れた包容力でほのかちゃんを包み込んでいて、何だこの感情は…

顔を伏せた時も、歌いながら踊る時も、どうして貴方はそんなにロイヤルで大人で、全ての感情を洗い流してくれるような表情を浮かべているのでしょうか…ロイヤル感は、段違いにロイヤルでした。

5.テンプテーション

さんざん色気、包容力のことについて触れてきましたが、テンプテーションのぴー様は、色気そのもので、ぴー様自身がテンプテーションなのではないか。と思ってしまいます。

普通に踊っていたって、妖しい色気溢れる表情なのに、時々客席の誰かに向かって、ニヤッとした、但し色気を湛えたニヤリを浮かべ、どの部分が色気だ、とかのレベルじゃないくらい全ぴー様が色気で色気だった。

テンプテーションラストに至っても、笑顔を見せてはいるけど、部分的にミステリアスな表情を浮かべていて。一度か二度、ほんの一瞬テンプテーションラストの銀橋ぴー様と目が合った時、その表情はとても妖しくて、氷の炎のようで、煌めいていて。脳内フリーズ不可避。

6.パレード

今回、路線男役の歌場面が割と少ないショーだったため、ほぼ唯一ぴー様の声がはっきりわかる階段降り。あかりちゃんとユニゾンで歌っていても、普通声質の違いがくっきり出たりするものだけど、二人ともとてもクラシカルな発声で、特にぴーさんは全体を包み込むような響き方、あかりちゃんは歌詞に重みのある響き方(別に優劣なんてない)をしていて、相乗効果。心地よすぎる歌声のハーモニー。幸せ💛

銀橋で客席にお辞儀する時、最後お手振りをする時。この上ない幸せな眩しい笑顔を振りまくぴー様。my楽の時、ほんの一瞬ぴー様にこちらから手を振って、何だか恥ずかしくなって手を振るのをすぐやめちゃったのに、ぴー様はその僅か一瞬に気づいてくださって、2階席のL席の暗がりに私はいたのに、それなのに気づいてくださって、超眩しい笑顔で手を振ってくださって、なんてこの人は暖かくてカッコよくて、優しくて、美しくて。天華様…

7.まとめ

東京公演、どうか誰にも何事も悪いことが起こらず、無事に千秋楽まで迎えられますように。

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