見出し画像

【ギター製作道具】切削工具と先端刃物

今回はぼくの記事で度々使う場面が出てくる工具達をご紹介。

※素人DIYerが自己流でギター作る程度の道具紹介なので、この程度でも作れるんだって思って見て下されば幸いです。

まずはボール盤から。
鉄工所払い下げ品を格安で入手したものですが、ふところ深くてワーク高さも取れるのでとても重宝しています。
ギター作りには便利ですが小さいボール盤は懐が狭いので活用の幅は狭いかも。是非コレくらいのを手に入れてください。中古品なら意外と安いですよ。

次にハンドドリルとドリルドライバー。実はこれ以外にもあと3,4台はあるんですが金工用とで分けています。ブラシとベアリング交換すれば永久に使えますね。真ん中の緑は20年以上前に手に入れたもの。全然ビクともしません。

そしてギター作りの華、トリマとルータ。何だか多いのには理由があって、安いの見掛けたら買っちゃったコレットを替えて軸径を替えているからなんです。ウチはコレでφ6,8,12をカバーしています。あと手前のドレメルは切削半分研磨半分な使い方ですね。

上の写真の工具は全てonoffしか出来ませんが、こういうの繋げたらとても使いやすくなります。

動き出しの反動が怖い、動作音がうるさい、なんてのもコレで速度調整すれば大丈夫。

小型ルータには大きなベースを取り付けて、ボディ角のR面取り等の端面処理により安定して使える様にしています。

あとはルータをひっくり返して台に取り付けた、ルータテーブルも。

エレキギターのボディをテンプレに沿ってトリミングする時などにあると捗ります。
ただしこの使い方はとても危険。ぼくが手のひらを6針縫ったのもコレ。キックバックでワークとフェンスが吹き飛び、反動で戻った手が刃の上に当たって抉れ、大怪我しました。なのでワークは手で持たずにプッシュブロックで押さえましょう。

簡単な工作で怪我を防げるなら作らないと損。

あと、ルータはアルミフレームと組み合わせると平面切削を行う事が出来ます。

一定高さでルータを移動出来る台を作り、大きめのサーフェスビットを取り付けてワークの上をさらえば平面を作れるって寸法です。フライス盤にフルバック付けて面出しするのと同じ事をルータで行う訳ですね。自動かんなを越える寸法の面出しに便利。

さて、コレらの工具は先端刃物が必要です。まずはドリル刃から。フォスタービットにステップドリル、面取りドリルに木ネジ用ドリル、金工用ドリルに木工用、どれも格安ですが気にしない。キリは研げばいいんです。

さらに径の大きなドリルは中古工具屋さんで放出してる時にバラ買いしています。ロングドリルはエレキギター作りには必需品。PUからコントロールキャビティまで穴開けするのに使います。そしてポンチと目打ち。金属や木材の位置決めに活躍します。

トリマービットはセット物とあとは必要に応じてバラで買い足したものばかり。この程度あればどうにかなっちゃいます。

これらの中でほんとに使用頻度の高いのは、

  • -金工用ドリルセット
    穴開けに使用

  • フォスタービット
    大きな穴開け、キャビティ掘りに使用

  • ベアリング付ストレートビット(ガイドビット)
    ボディ、キャビティ、ネックをテンプレに沿って加工するのに使用

  • 6mmストレートビット
    トラスロッド溝の加工に使用

  • ベアリング付R面取りビット
    ボディ角の丸めに使用

くらいです。ギター作るならまずはココから揃えて、あとは必要になったら買い揃えて行けばいいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?