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【ギター製作道具】電動かんな関連

ギター製作、というか廃材ギター製作ではとても役に立つ電動かんな。ぼくにとっては必需品なので、今回紹介したいと思います。

まずは手で持って使う電動かんな。

手で持つと言いましたが、現実には右のサイズ(110mm幅)がDIYerの限界かも。左のサイズ(133mm幅)になるとぼくには重すぎて手持ち出来ません。なのでフレームとガイドを付けて天地をひっくり返して簡易手押しかんなとして使っています。刃がむき出しなので真似しちゃダメですよ。

最初の頃はこのふたつでどうにか作業していましたが、次のふたつを手に入れてからは活躍の場は減っていますね。安くで売ってたら買ってもいいかなって思う程度です。ちなみにコレらはどっちも数百円でした。

こちらは本物の手押しかんな(Joiner planer)。

家具作りの方々にはお馴染みの道具ですね。平面を作る、直角面を作る、ふたつの重要な役割を果たします。英名の通り、板を貼り合わせる時に接着面をきっちり出すのにとても便利。次に紹介する自動かんなとセットで使う事で、完璧な製材が実現します。

これが自動かんな。こいつに木を突っ込めば廃材が新品の材料に化ける凄い奴。同じ厚みの素材を作らせれば最高にいい仕事をしてくれます。

ぼくのDIYやギター素材作りの流れとしては

  1. 廃材や端材を手に入れる

  2. 釘等を金属探知機で調べ除去する

  3. テーブルソーかバンドソーで切り出す

  4. 手押しかんなで直角を出し自動かんなで欲しい寸法へ仕上げ

  5. 大きい寸法の時はタイトボンドで接着

基本この流れとなっていますが、こうする事で圧倒的に製作コストが下がるんですよね。また素材寸法の制約が無くなるので、自由度の高い工作が出来る様になります。

中古でも割に値段の張る道具ではありますが、材料費ですぐに元が取れたってのがこの道具たちの強さですね。
端材や貰ってきた廃パレットを素材に変える魔法の武器、素材に拘りなければ木材費タダでギターだって作れちゃいます。

コレが

こうなるんですから。
数万の出費はギター1本買うよりは安いッスよ!

ぼくのは手押しと自動合わせて3万ちょい、中古で気長に探せばもっと安いのもあるかも。


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