【楽器製作】○○casterの製作⑥(ネック素材準備その2)
製材と接着ばかりやってる気もしますが、いつもの事なので気にしない。今回は先に切り出したコナラを2つに割って、間に入れる素材を作っていきます。
ところがコレ、
先週切り出したケヤキが更にこんなに反ってる。
流石にこの素材をネックに使うのは危険過ぎるので断念します。改めて手持ちの素材を見渡して、積層分に使えそうなのを準備しましょう。
悩んだ挙句、今回はコナラとタモ、ウォルナットの組み合わせで行くことに。
ココからは接着していく訳ですが、コナラが接着剤の水分で反っちゃう事を嫌い、何回かに分けて真っ直ぐなモノに添わせながら接着する事に。
最外層になるコナラとウォルナットをまずは貼り合わせ。アルミフレームをガイドにして一日乾くまで放置します。ウォルナットの幅はコナラより少しだけ大きくして後から削る作戦で。
次は中心層のタモとウォルナット、ナラを積層します。
こちらもフレームでがんじがらめに。これでどちらも反らずに接着できる筈。
先に乾いた外層はコナラに合わせてウォルナットを自動かんなを使い整えます。
下にアルミフレームを置いて、面の出ているコナラだけ両面テープでフレームに貼り付ける。はみ出したウォルナット同士を両面テープで張り付けた状態で自動かんなを通します。
図解するとこんな感じ。矢印の向きに上側のウォルナットだけ貼り合わせちゃう。
アルミフレームの高さ寸法が出てるから自動かんな通せば上手く上側の凸だけ削ることが出来るんです。
今回はここまで。上手く平面も出ているし接着も安定してるので、あとは中心層の乾燥を待って全てを貼り合わせたらネックシャフト材は完成ですね。
またリビングに変なのが転がってますが、接着強度の為には家族に我慢を強いる他ないのです。
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