【PSYCHOPATH 13】徹底解説!「サイコパスの心理」他人を喰らおうとするその内側〜それはまるで息をするかのように〜
"完全な"サイコパスは、自分がサイコパスであることに気付きません。
理由は簡単で、「心が完全にサイコパスだから」です。
前回の【PSYCHOPATH 12】では、サイコパスの心を「悪の華」と表現しました。
この「悪の華」は非常に合理的にサイコパスの命を守り、他者を圧倒し、利益をもたらしてくれます。
僕は自分の心の中に「悪の華」があるのがわかります。
理由はたぶん、「悪の華」以外の"何か"も自分の心の中に存在するからです。
その"何か"は「悪の華」を常に客観的に捉えていると感じます。
その"何か"については、最後にお伝えするとして、先に本題である「サイコパスの心理状態」のお話に入ります。
僕の心の中には"サイコパス"が存在します。
ですから、"完全"なサイコパスの心理状態も完璧ではないものの、ある程度は手に取るように理解ができます。
僕の場合、人と話をしているときにサイコパスが内側からコミュニケーションを取ってきます。
ここではわかりやすく、サイコパスを「悪魔」に喩えます。
悪魔「よう相棒。コイツ(女の子)にこう言ってみろよ。好意を持たせてコントロールできるぜ?」
このような感じです。
それに対して、速やかに相談が行われます。
僕「その言い方やと、3割が本心で7割はパフォーマンス(ウソ)になるやろ。僕は自分の好意は過不足なく伝えると決めてるから、お前の案はボツや。」
悪魔「それだと、うまく伝わらないリスクもあるぜ?それに、誇張した表現には"相手の気持ちを揺さぶる効果や相手を惹きつける力"がある。お前はよ〜く知ってるだろ?」
悪魔「コイツをコントロールして、可愛がってやろうぜ。コイツの表情を見てみろよ。"こう言われれば私はあなたから離れません。"って言ってるだろ?」
僕「んー…伝わらなくてもいいよ。伝わらなくて、この子が僕から離れてもいい。それは自分を素直に表現した結果やから。それに僕、鈍い子苦手やし。」
悪魔「お前はわかってないなぁ…女は財産だぜ?何人いても困らない。貯金と一緒さ。悪いことは言わない。言うだけはタダなんだから、とりあえずかましとけよ。」
僕「わかってないのはお前のほうやろ…この子はいつか、嘘が嘘やったと必ず気付くぞ。そのとき、深く傷付くやろ。」
僕「それに、第三者の特に優秀な奴はお前のような"嘘つきの薄っぺらさ"を一瞬で見抜くぞ?」
僕「ようするにや。嘘をつくことは、優秀で信頼のできる奴を遠ざけることになるんやで?結局、誰が損すんねん。僕だけじゃなくて、僕の周りの人間の信用まで下げてしまうリスクもあるんやで?」
悪魔「…」
僕「それにな、自分の気持ちを過不足なく相手に伝えることは、優秀で信頼のできる奴に信用されることにも繋がるんや。だから僕は、常に"等身大の自分で人と向き合う"んや。」
僕「お前の女の子との向き合い方には、昔から違和感しかないぞ…昔からお前が役に立つのは、僕が"めちゃくちゃ怒ってるときだけ"やなぁ…もっと、的確で僕が想像もせえへんような有益なアドバイスをくれよ。」
悪魔「そうか…悪かったな相棒。頭冷やしてくるぜ。」
とまぁ、実際はこんなに長くはありませんが、僕の場合はこんな感じです。
これが「0.2秒の間に頭の中で起こる」と思って下さい。
わかりやすく言えば、たまに「相手をコントロールできるポイントが見えて、それを悪魔が囁いて教えてくれる」わけです。
ちなみに、僕は「相手をコントロールしようとすることなく自分の利益を追求」します。
"自分の利益"の中には「相手の幸せ(好きな人の幸せ)」も含まれます。
むしろ、決して良いことではありませんが、「自己犠牲を美徳として考え、相手の利益を重要視する」傾向さえあります。
理由は、「相手の幸せ=相手が喜ぶ=自分が嬉しい=自分の利益」だと考えるからです。
ちなみに、100パーセント"完全"なサイコパスには、この「相手が喜ぶ=自分が嬉しい」という感覚が理解できません。
自分以外の人間に興味がなく、そもそも「人間が何かもわからない」ので【人を人とは思えない】からです。
サイコパスには、多くの人間が合わせ持つ善と悪の二面性がありません。
サイコパスには善も悪もなく、ひたすら自分の利益のために行動します。
サイコパスにとっては、善も悪も「自分を演出するツール」にしか過ぎません。
善と悪を利用して自分の評価をコントロールし、善人や悪人を演じます。
わかりやすく悪人ならいいのですが、サイコパスは善人のフリができます。
また、優秀な人のフリもできます。
つまり、サイコパスは自分の利益のためだけに人に近付き、「相手が気を許して信頼をするような自分を演じ続けることができる」のです。
信頼をさせたそのあとは、あなたを利用したり、あなたの弱みを握り、あなたを操りコントロールして「圧倒的で一方的な搾取を繰り返す」のです。
ーーPSYCHOPATH
さて、冒頭で僕は、サイコパスとしての心を「悪の華」と表現しましたね。
この「悪の華」は、非常に合理的に命を守り、他者を圧倒し、利益をもたらしてくれます。
僕のは自分の心の中に、この「悪の華」があるのがわかります。
理由は、「悪の華」以外の"何か"も自分の心の中に存在するからです。
そして、その"何か"は、「悪の華」を客観的に捉えて「常に監視」をしています。
その"何か"とは一体、何なのでしょうか。
優しいあなたは、その"何か"を「良心ではないか」と考えるかもしれません。
もしかすると、「良心であって欲しい」と考えてくれているかもしれません。
残念ながら、違います。
僕は弱さや人間臭さも持ち合わせてはいますが、それらは「悪の華」を監視しません。
その"何か"は、「悪の華」よりも強大です。
幼い頃の僕に咲いた「悪の華」よりもさらに合理的で、より退屈しやすく、独自の"倫理観"を持ち合わせています。
僕はその"何か"を心の中にある「悪の華」を包んでいる「非常に堅く分厚い"殻"のようだ」と感じるときがあります。
もしくは、「悪の華」の隣に咲く、「悪の華」よりも、さらに力強く逞しく咲く"大きな華だ"と感じるときもあります。
この"大きな華"を僕は…
「後天的な努力で咲かせた"第2の悪の華"である」と考えています。
この"第2の悪の華"について、あなたに「正義ですか?」ときかれれば、「正義でもある」と僕は答えます。
なぜなら、この"第2の悪の華"は"悪の華"とは違い、「誰かを守るために激しく人を攻撃することが多い」からです。
ですが、"第2の悪の華"の高い攻撃性と法律・常識・モラルなどのルールを掲げて相手を徹底的に叩きのめす部分は、まさにサイコパスです。
それ以外の何者でもありません。
僕の中の倫理観とそのときの気分に基づき、"悪"とみなしたものを徹底的に叩きのめします。
ですから、僕の目の前に変なのがいた場合は、僕の気分によっては地獄行きです。
僕には元葬儀屋の友人がいますが、彼は僕のことを「お前の正義は度が過ぎるぞ。気分屋の閻魔大王がいたら、お前みたいな奴やな。」と笑いながら言います。
つまり僕は、厳しい倫理観と正義感を持った、気分屋のサイコパスです。
そして、元葬儀屋の友人も…
彼のお話は、後の番外編で出てきます。
ちなみに、弁護士や外科医、政治家にもサイコパスは多いです。
興味があれば調べてみてください。
ーーPSYCHOPATH
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