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【レオナ@ドイツ②】老人ホームとショッピングセンターが併設された、バーゼルの多目的複合型スタジアムへ潜入

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今季よりJ1の舞台で戦っているV・ファーレン長崎が新スタジアム構想を持ち、竣工に動いているというニュースが出てきた。


さすが高田社長というか、やはり商業分野での成功体験を持っている人の動きは早い。Jリーグが停滞している理由の1つとしてクラブにほんとうの意味での経営のプロが少ないことが挙げられるとは常々感じていたことだが、こういった動きを見せてくれるのは業界にとってプラスだ。

スポーツ界は閉鎖的で、外部の血を入れたがらない。加えて、“スポーツしかやってこなかった”というような人が多いように感じる。日本スポーツ界全般に言えることかもしれないが、とても保守的だ。IT分野で成功を収めた人間などが入ろうとすると煙たがられる風潮は間違いなくあると感じる。

でも、業界の発展のためには外の血を受けいれ、選手以外の人材に投資することが重要だと断言できる。楽天やDeNA、ソフトバンクが入ってきて野球がどう変わったかを見れば明らかではないだろうか。

と、話はそれたが、ドイツ3日目の4月25日水曜日に、ちょっと足を伸ばしてバーゼルへ行ってきた。同年代の英雄でもある柿谷曜一朗(セレッソ大阪)が所属してたチームだ。最近だと、今リバプールでキレキレのモハメド・サラーもいた。

そのFCバーゼルの本拠地でもあるスタジアムが、多機能複合型の施設として日本のクラブにとってとても参考になる。


今回の旅でぜひ入れ込みたいと思っていたらなんととても良いタイミングでツアーが開催されていたので、行くことにした。サッカーが国内において主流の文化に乗っていない日本にとって、このスイスのスタジアムから学べるものはかなり多くあると思った。というか、もろにパクって欲しい。

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