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元川崎フロンターレ・箕輪義信の教え子、新城高校出身、今村優介の発見【MN13】


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【KEYOWRD】
(新城高校に進んだ理由は、という問いに対して)
「武者修行じゃないですけど、1からゼロからという意味で。」

4月6日の土曜日に関東大学サッカーリーグ戦が開幕した。このカテゴリの取材は自分のライフワークの1つでもあるので、この日がとても待ち遠しかった。

例年のごとく聖地・味の素フィールド西が丘にて優勝チームvs昇格チームの戦いでリーグ戦が幕を開ける。前年度優勝の早稲田が1部初参戦の立正に1-3の逆転負けを喫すると、第2試合の筑波vs駒澤では筑波の新1年生・森海渡(1年・柏U-18)がデビュー戦でハットトリックを決めるという前人未到の結果を残すなど、リーグとしては観るものに期待をふくらませるスタートを切れたと言って良いだろう。


そして翌日、残された1部・2部20チームがさまざまな会場で初戦を迎えたのだが、自分は最も遠い山梨中銀スタジアム(!)をチョイスした。理由は以下の3つ。


①関東学院のサッカーが面白くて好き
②国士舘に見たい選手がいる
③中央の1部復帰戦を見たい




そして現地に到着し、第1試合が国士舘vs関東学院の取材をしたのだが、新たな驚きがあった。それがタイトルにも記した関東学院の9番・FWの今村優介である。

何に驚いたかって、その出身校だ。前所属の欄に「新城高校」と書かれており、神奈川県の公立高校でサッカーをしていた自分が気にしない訳はなかった。近くに居た記者の人も「聞いたこと無い」と。当たり前だ。

ここは決して強豪校ではない。

しかし、ストライカーナンバーである9を背負っており昇格を目指すチームで開幕スタメンを張っていたので、一体どんなプレーをするのか?何者なのか?と思いながら注目して観ることにした。

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