見出し画像

“思い出深い”グランパスへ。相馬勇紀は名古屋に何をもたらすか


-------------------------------------

※本文の無断転載、スクショによるSNS等への投稿はいかなる理由であろうと禁じます。

※単発での購入も可能ですが、月刊で「国内サッカーの現場から 竹中玲央奈のここだけの話」を定期購読していただくほうが圧倒的にお得です。

---------------------------------------

【KEYWORD】
「試合終わって自分、泣いてたんですよ。見てなかったですか?ただ悔しくて。(自分のプレーができたのは)最後の15分だけ。相手に警戒されるのはわかっていたけど、2人くらいにきて抑えられたし、止められていたので。」(早稲田大学ア式蹴球部4年 相馬勇紀)

“ありきたり”はイヤだった

退団や移籍が決まったときにその選手はどういったコメントを残すか、という点にはけっこう注目している。その中で印象に残っているものがなにかと聞かれるとアレックス・ブロスケの清水退団時、片山瑛一がファジアーノ岡山を退団したとき、そして2016年末に大久保嘉人が川崎フロンターレからFC東京に移籍する際に残したものだ。この三者に共通するのはすべて“退団時”であり、逆に入団時のコメントでインパクトを残してくれた選手というのは、あまり思い浮かばない。

ただ、5月28日に来季の名古屋グランパス入団が発表された相馬勇紀がクラブHPに出したコメントを、自分は忘れることはないと思う。

続きをみるには

残り 3,685字 / 3画像
この記事のみ ¥ 250
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

読んでいただきありがとうございます。頂いたサポート資金は、より面白いコンテンツを届けるための遠征費や制作費に充てさせていただきます!