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小泉 領雄南(れおな)のパーソナリティについて

この記事は、どこかで僕のことを知り、興味を持ってくださった方に向けた職務経歴とは違う、僕のパーソナリティにフォーカスした記事です。

自己紹介の目的って何だろうって考えますけど、今までの僕は「仕事できそう」「すげーって思われたい」っていうどちらかというと承認欲求が先に立つ自己紹介が多かったんじゃないかなと思ってます。
なので、自己紹介では以下のようなキーワードを散りばめてた気がします。
 ・GMOグループ=IT系強そう
 ・最年少執行役員=仕事できそう
 ・マザーズ上場=仕事できそう

もうガッチガチの鎧を着てますよね。起業して思ったのは、この鎧をアピールしてもメリット無いな(なんならマイナスに働くケースすらある)って感じてますので、最近は鎧を脱ぐように意識しています。

じゃあ、今回の目的は何かというと、どんな人間なのかということが伝わったら良いなと思ってます。(経歴にご興味ある方は以下をご覧くださいませ)

さて、最近出会った演技のコーチが言っていたのですが、アメリカの有名俳優が通っているアクターズスタジオでは「あなたは何故演技をしたいのですか?5歳以下の記憶から見つけてください」ということで、幼少期に自分の行動源泉を求めるようです。
※トラウマと向き合うことになることもあるので用法にはご留意ください。

ビジネスの世界においても少し似ているのではないかなと思っており、せっかくなので自分の過去を振り返りつつ自己紹介の代わりにしたいなと思いました。

幼稚園:湘南学園

さて、5歳の時に遡るとなると中々これがやっかいでして、全く思い出せません。アクターズスタジオでは、周りの人の話を聞く中で思い出していくみたいですが、僕の場合は親にどんな子だったか聞いたり、関連書籍を読んだり、昔の写真を見たり、担任の先生からのフィードバックを見たりしながら思い出すということにチャレンジしました。

かなり時間を掛けましたが、そこからぼんやりと出てきたのは両親が笑顔で自分のことを周りに自慢している姿を見たいということでした。描いた絵が
褒められたり、サッカーで優秀選手に選ばれたり、慶應に入ったり、ことあるごとに周りに僕のことを自慢していた両親+祖母をみてきていたので、それが嬉しくて誰かの期待に応えたいという価値観が形成されていたのかもしれません。

以下は幼稚園の時に母親にプレゼントするために、何かよくわからないものを作っている写真です。(なんだろ、、、笑)これも作った作品で両親を驚かせたいというモチベーションがあった気がします。

小中学校:小糸小、大庭中

小学校では、小5の時の通信簿に「小泉君は打算的ですよね」的なことが書かれていたのを覚えています。社会人になってからも言われたことがあるので、これまた僕の本質なのかもしれません。
飲み会とかもメリットありそうじゃないと参加してなかった気もしますし。

ただ、最近は打算で動かない美しさというか楽しさみたいのに気づいてきました。起業したりやコーチングしたり、コンパッションという思想に出会ったりしたからかもしれないですね。

また、中学校では生徒会長を経験しており、当時は選挙活動とかも頑張ってましたが、振り返るとこれも高校の推薦に役立つかも知れないという打算が炸裂してました。

一方で純粋に楽しんでいたのはサッカーです。小学校から始めてトレセンに選抜されたり、キャプテンをやったりしていたのですが、けっこう「ストイック」に練習に打ち込んでいたと思います。ここにも価値観というかスタイルが出ていると思っていて、決めた目標に向けては是が非でも達成に向けて突き進むストロングタイプみもあったと思います。

高校:慶應義塾高校

生徒会長の経験やサッカーでのストイックさ、打算的な考えが功を奏したのか、当時40人しか枠がなかった慶應義塾高校に推薦で見事入りまして、入試を経験せずに入学できました。
入学してみると自分以上に(打算的)生き方の上手い人たちがめちゃくちゃ多くてとても居心地が良かったのを覚えています。男子校だったのでバカができたのも良い思い出です。夏の授業中にバケツで足を冷やしていたり、定規を使って稼働前のクーラーを付け(みのらせ※)たりしてました。
※嘘か誠か、諸事情によりみのもんたが全教室にクーラーをつけてくれたことから、クーラーが付くことをみのるって言ってました。最近あった塾高生に聞いたら今はそんなことは言わないみたいですね。

大学:慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)

大学はそのままエスカレーターで上がりました。本当は法学部行きたかったのですが、成績が足りないのと実家から近いのでSFCに行きました。
自分の人生では、SFCに来れたのもめちゃくちゃ大きな価値観が作られていて、「変で良い」という考えが身についた気がします。
人の価値観の形成には周囲の環境というのが大きなウェイトを占めると思います。それまでは変わっていることがある種の孤独だった時もありますが、大学では周りに変人多いし、自分も変わってても別にいいんだなぁと感じたような気がします。(当時それを実感していたかというよりは、今になって振り返るとそうなのかもと意味を見出した感じです。)

一方で、初心者ながら体育会剣道部に入部したのも大きかったと思います。「変で良い」だけでいたら、社会に出てまた孤立したかもしれませんが、その価値観とバランスが保てたのは、「礼儀を重んじる」体育会的な思想や行動が体の芯まで叩き込まれたからだと思っています。練習中はもちろんですが、練習以外での学びが多かったです。例えば、飲み会の紙皿やビール瓶のセッティング、お出迎えなど、そんなところまでやる?っていうのを徹底的に学んだおかげで社会に出てからも出る杭として打たれることなく進んで来れたのだと思います。途中で退部してしまいましたが、周りのメンバーや剣道には本当に感謝しています。

あと全然関係ないのですが、大学で麻雀を教えてもらいめちゃくちゃハマって徹麻してましたね。これは大学最後の一局を役満縛りでやった時に最後にハイテイ四暗刻の7萬を引いた時の写真です。
敢えて学びを上げるとすれば「流れを読む」ですかね。理論がないと流れを読んでもジリ貧になるだけなので、もちろん理論は必要なんですけどね。

社会人:GMO-PG/GMO-FG

最後に社会人としてですが、1社目に入る会社はその人の価値観形成に多大な影響を与えると思っています。そういった意味でGMO-PGに新卒入社できたのは最高の選択をしたと思っています。
自分の気質的にはもっとライトなIT系もフィットしていたかも知れませんが(とりあえずやってみてPDCA回す的な)、決済/金融領域のいわゆる硬派なIT系だったのが今の自分を作っていると思います。価値観として染み付いたのは「約束を守る」「成長し続ける」という2つです。

「約束を守る」というのは社長をはじめとして、僕が尊敬する人たちは皆体現しており、結果として周りからの信頼が抜群に高い方々でした。そんな諸先輩方の姿をみていたからか、営業マンだった僕はお客さんとの約束を守るということを徹底的に貫きました。約束を守るために知識を身につけましたし、沢山の行動をしていました。約束を守るためには社内の人たちにスムーズに動いていただく必要があるので、必然と社内の人たちとの約束も守っていきました。

「成長し続ける」というのは言わずと知れた25%成長の絶対ルールがありました。25%成長というのは会社が市場に対して約束している数字なので、現場でも25%成長というのが自然と身についていました。例えば立脚している市場の成長が10%だとすると+15%を自力でどうやって稼ぐかという思考になりましたし、それ以上に自分自身も成長していかないといけないなという考えになりました。

そこに加えて、最近はコーチとして活動していく中で「利他性」「共感性」というのもとても必要な要素だなと感じるようになってきています。これはまだ染み付いてないので、何なら相反する要素ですらあるのですが、大事に育てていきたいなと思っています。

さて、ここまで上げてきた自分を表すパーソナリティを再掲しておきます。自分の中では楽しいこととか新しいことが好きだと思ってたんですけど、そのエピソードがパッと出てこなかったので、次点なんでしょうかね。

■期待に応える
■打算的
■ストイック
■変で良い
■礼儀を重んじる
■約束を守る
■成長し続ける
(■利他性、共感性)

ここまでの長文にお付き合いいただき本当にありがとうございます。

基本的には目標一直線で生きてきた人間なのですが、最近出会ったコーチングを通じて人生に余白を残すというか遊びを設けるというか、回り道をするというか、要は直線的な進め方以外も楽しめるようになってきてますので、興味持って頂けた方是非お話ししましょう!
飲み会でもお茶でもZOOMでも歓迎です😊

最後に可愛すぎる第一子の写真をお裾分けして、この辺りで締めたいと思います。

綸太郎くん光合成中

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