私は音楽が好きだ。
楽譜なんて読めないけど。
楽器だって弾けないけど。

音楽が大好きだ。

そして、ライブが、大好きだ。

先日久しぶりに、コロナが始まって以来初めて、
野外音楽フェスに行った。

何回か涙があふれた。
笑ってるのに、楽しいのに、ノリノリなのに、涙は溢れた。

そう、この感覚がすきなんだ。と心から感じた。

真夏なのに、鳥肌が立つ様な、あの感覚だ。

目の前で暴れるヒーローたちの姿に、命を燃やすと言う言葉がこんなにしっくりくることがあるんだろうかと、これは教科書に載せてもいいのではないかと、考えた。

なかでも、WANIMAはいつもかっこよくて、生きる元気を与えてくれる。
そして、彼らもお願いだからその笑顔でずっとらしく生きていてくれと願ってしまう自分がいる。

「お前がおらな、意味ないんだからな！」

「元気しとるか？知らんとこで悩むなよ！知らんとこでコケるなよ！」

「幸せでいないと許さない」

歌詞の中、そしてMCの中で、紡ぎ出される一つ一つの熱い言葉が、胸に突き刺さって仕方がないのだ。

動画の中の彼らにおいても、その言葉を放った瞬間、涙が出そうだけどとても心強い、変なにやけ顔を生み出させるのだ。

彼らに私たちの声を届けることは、私たちの歓声を轟かせるには、私たちの歌声を響かせるには、まだ時間がかかってしまうのだろうけれど、どうかその日まで、待っていて欲しい。

この、底知れない、深すぎる感謝をモッシュやダイブという、彼らの大好きな形で示すことができるその日まで。

この想いを届けたいのは、私たちの方だ。

いつもいつも、本当にありがとう。

La Pa Pam La Pa Pam Pam