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3月26日(土)ドバイ国際競走の予想

はじめてご覧になる方へ
同じ季節、同じコースやレースで何度も好走する馬こそ「リピートホース」です。これは人知のなせる業か?はたまた人知を超えた馬の本能でしょうかか?こうした「リピートホース」を独自の手法で狙い撃ちします。
予想で重視するファクターは「前走」ではなく「前年」なのです。

2022年の予想成績
今年のリピートホースの成績は下記から



ドバイゴールデンシャヒーン

2010年にメイダン競馬場へと開催場が移り、オールウェザー&(直線から)左回りのレースに変更。2015年からは再びダートに回帰してアメリカ勢が優勢。

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#ドバイゴールデンシャヒーン  過去のリピートホース

19年①着 エックスワイジェット
18年①着 マインドユアビスケッツ
18年②着 エックスワイジェット
17年③着 モラウィジ
15年③着 リッチタペストリー

・20年は開催なし
・16年、21年以外は毎年前年好走馬がリピート

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今年の該当馬

#レッドルゼル
・昨年の②着馬
・昨年は4頭参戦したアメリカ勢にG1実績馬が不在で、勝ったのは最低人気のゼンデンだった。
・昨年もフェブラリーSからのローテで、短縮は【2‐2‐0‐0/4】でパーフェクト。

#イースタンワールド
・3歳上の半兄にはドバイワールドカップ連覇のサンダースノーがいる血統該当馬。
・ドバウィ産駒の5歳セン馬で、前走は距離短縮で大きな変わり身を見せた。


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◎レッドルゼル
昨年よりも相手強化も、アメリカ勢は行くだけ行くタイプだけに、じっくり脚を溜められれば面白い。これまで取りこぼしたのは芝スタートの1400~1600で、ダートスタートの1200は安定している。
川田はこのために遠征しているはず。

○ドクターシーヴェルは、昨年のBCスプリントで②着、BCスプリント好走馬は15年①着のシークレットサークル、18年③着のロイエイチ、17年~18年①着のマインドユアビスケッツなど中心視できるレベル。
ドレインザクロックは、フロリダや東海岸の少頭数ばかりのレースを使われ正直実力は未知数、アイラッド・オルティスJrが乗ることだけが気になる。イースタンワールドが、前走初の1200で適距離を見つけたとしたら怖いが、ドバウィはドバイでは2割増し?
日本のオッズが甘いのは、ミラースか。メイダンに来て2連勝。



ドバイターフ

以前は「ドバイデューティフリー」、メイダン競馬場へと移った2010年からは現在の1800Mで施行。2015年からは現在のレース名で行われている。

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#ドバイターフ  過去のリピートホース

19年②着 ヴィブロス
18年②着 ヴィブロス
18年③着 リアルスティール

・16年以降、日本馬が毎年好走

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今年の該当馬

#ロードノース
・昨年の①着馬
・昨年の勝利以降は、6月にはプリンスオブウェールズSを予定していたが、馬場状態を考慮して出走を回避。以降は長期休養に入り、前走ウィンターダービーで復帰

#ヴァンドギャルド
・昨年の②着馬
・以降毎日王冠で復帰、BCマイル、香港マイルと遠征が続く
・左回りの芝1800は【1‐1‐1‐1/4】で、着外は休み明けの毎日王冠だけ。
・昨年もバルザローナだった。

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#メイダン7R の結論

◎ロードノース
崩れたのは重馬場だった20年のチャンピオンステークス、2400mのBCターフで良馬場の1800~2000は得意舞台。6歳になるが、昨年はドバイターフ以降走っていない。フランキーはこの馬のために遠征しているはず。

○シュネルマイスターは、人気でも外せない。ルメールはこの馬のために遠征しているはず。

シャドウェルのモハーフェスは、昨年8月以来も底見せず。ドバイターフは休み明けでも好走する例が多いし、日本のオッズも甘い。
サフロンビーチも休み明け、ロードノース、18年①着のペンバトルと同じく、父ドバウィ系で注意が必要だが、平坦のスピード勝負はどうか?



ドバイシーマクラシック

ナドアルシバ時代は芝2400M、メイダン競馬場へと開催場が移った2010年からは現在の施行距離である芝2410Mに。

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#ドバイシーマクラシック  過去のリピーター

21年③着 ラヴズオンリーユー(兄はドバイターフで①③着)
17年③着 ポストボンド
14年①着 ジェンティルドンナ
14年②着 シリュスデゼーグル
13年①着 セントニコラスアビー


・13年以降、17年以外、日本馬が毎年好走も、近6回は欧州馬が勝利
・17~19年はゴドルフィンが3連覇

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#メイダン8R の結論

リピーターの候補馬はおらず。
日本馬が大挙5頭いて人気になりそうだが、このレースは父ドバウィ(系)が5年連続で好走している点は見逃せない。

21年①着 ミシュリフ(3代父がドバウィ)
19年①着 オールドペルシアン(父ドバウィ)
18年②着 ポエッツワード(父父ドバウィ)
17年③着 ポストボンド(父ドバウィ)
16年①着 ポストボンド(父ドバウィ)

◎ユビアー
父ドバウィで、ゴドルフィン。
去勢されて5戦4勝、昨秋にはアメリカに遠征して2連勝、前走はBCターフを制した。今回はそれ以来になる点がポイントか。枠も外だが後方待機なので心配ない。

○ステラヴェローチェは、高速馬場より時計のかかる馬場の方がパフォーマンスを上げる。メイダンの芝は良い芝で、ここ6回はすべて欧州馬が勝利しているように東京の良馬場では切れ負けするくらいが良いのかもしれない。
年内国内1走のローテも好感。ミルコの勝負はここか?オーナーの弔い合戦でもある。

ドバイオナー
は、2400は初も底見せておらず魅力ある、ドイルに手が戻るのも良く、日本のオッズも甘い。
シャフリヤールは仕上がり疑問、オーソリティは天栄を挟まずに果たして2番が効くのか?、グローリーヴェイズは洋芝・平坦はよいが、QEⅡに行きたかったはず?、ユーバーレーベンはドバイに縁はある血統も厳しいか。シャドウェルのフクムは、前哨戦のドバイシティオブゴールドを勝利、19年のオールドペルシアン、18年①着のホークビル、17年③着、16年①着のポストボンドなど、欧州勢の好走馬はこのステップが多い。距離実績もある。




ドバイワールドカップ

2011年にオールウエザー開催もヴィクトワールピサとトランセンドがワンツーフィニッシュが懐かしい。昨年は久々にチュウワウィザードが②着に好走。

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#ドバイワールドカップ  過去のリピーター

19年①着 サンダースノー
18年①着 サンダースノー(17年のUAEダービーで①着)
18年③着 ムブタヒージ
16年①着 カリフォルニアクローム
16年②着 ムブタヒージ(15年のUAEダービーで①着)
14年①着 アフリカンストーリー(12年にOPで①着)
13年③着 プラントゥール
12年①着 モンテロッソ
10年①着 グロリアデカンペオン

後半の4レースでもっともリピーターが多いのがワールドカップ。

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今年の該当馬

#マニークール
・21年の③着馬
・AWは経験があったが、初ダートでいきなりの③着

#チュウワウィザード
・21年の②着馬
・昨年はアメリカ勢が4頭参戦するもG1勝ち馬は皆無。全体的に小粒なメンバー構成だった。
・左回りは【6‐3‐1‐2/12】で複勝率83%

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#メイダン9R の結論

◎チュウワウィザード
正直米国勢のレベルは昨年以上で厳しいが、好枠から冷静に内で脚を溜められば。

○ライフイズグッドは、敗れたのは故障明けのの1戦のみでクビ差②着。前走はBC勝ち馬ニックスゴーに3馬身以上の大勝も、経験はこの1800mまで。
メイダンのダートに替った15年以降の勝ち馬は、2000mのG1で連対経験があった。付け入る隙があるとすればこの部分だが、そんなことはアイラッド・オルティスJrも織り込み済みだろう。

ホットロッドチャーリーは、昨年のベルモントSと、ケンタッキーダービーで②着(①着馬が失格で③着から繰り上がり)があり距離適性は十分。ライフイズグッドを意識して早めに動いてくれれば、チュウワウィザードにもチャンスが出てくる。
カントリーグラマーの馬主ウィンスターファームは、ライフイズグッドと2頭出し。バファート師は、18年②着のウエストコースト、③着のムブタヒージ、17年①着のアロゲート、16年③着のホッパーチュニティと出走させれば常に好走。

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