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緋色の研究(ドラマ『スカーレット』)

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NHK朝ドラ『スカーレット』についてのファンによる記事です。
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2020年2月の記事一覧

今週のスカーレット、単なる箸休め以上の物語本来の意味があるとすれば、次の2つ。

1、夫婦の在り方について、幼なじみたち夫婦の悲喜交交から、改めて咀嚼する時間を作ること。

2、喜美子は1人ではないということを、周りに生きた人々の視点から改めて映し出すこと。
#スカーレット

離婚したんは、穴窯熱煽っといて世間様にびびって途中で止めろ言い出し、それどころか陶芸家やない女やとかとち狂ってしまったからで、すごいな×3喜美子は、そんな自分の小ささを徹底的に突きつけられた八郎の絞り出した陶芸家としての賛辞だったからこそ、あんなすごいシーンになったわけで…

八郎はもっと泥臭く作り込めなかったのだろうか。前からもそうだけど、僕はなんでもわかってるで的な雰囲気が、喜美子をただの小人物に見せてしまってる。優しさ系マウンティング。武志とのわちゃわちゃも、沼の人たちへの「これが好きなんでしょ」的な雰囲気を感じて微妙だ。#スカーレット

緋色の狂気と正気、あるいは「目を醒ます」ことをめぐって〔スカーレット〕

さて、今週のスカーレット。 ぽつんと一人ご飯、どこか力のない表情…喜美子の「孤独」がなん…

あと、個展の受付のお姉さん、鉄オタ選手権でおなじみのメーテル(鈴木さん)で興奮した笑 #スカーレット #鉄オタ選手権

喜美子の、やりたい事があったらやったらええ、の言葉の味わい深さといい(常治との対峙を思うととくに)、7回目の成功を見た時の八郎の涙、すごいな喜美子のノートといい…。人の優しさ、苛烈さ、弱さ、強さ、全てが溶け合わさり少しの苦さを伴って肯定されるような…武志も最高や… #スカーレット