大衆エンタメ/サブカル――少女型KPOPアイドルの分解

TWICE的なものとLOONA的なもの…つまり大衆的なエンターテインメントと先進的なサブカルチャー。

両者の統合にこそKPOPの本領があり、そこにこそ熱狂してきたんだけれど、やはりそれを維持することは難しいことなのだなあ、としみじみ思う。それぞれKPOP市場のどこを喰っていくのか、それぞれに戦略を発展させ、場所を棲み分けるようになっている。

(市場の)少女時代は終焉をむかえ、(市場の)成熟という名のマーケティング的理性の析出と市場の細分化(市場適応戦略の多様化)。しかし表現そのものはより少女性が売りになるという皮肉…。

もちろん国民的~に統合される大文字の「文化」よりも、多様性ある文化発展のほうが「望ましい」と思いつつも、なんだかやはり考え込んでしまう。

秋の夜長(てか早朝)の愚にもつかない一考察。

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