久しぶりの音源お遊び。
NCT127のRegularとIZ*ONE のLa Vie en Roseをマッシュアップしてみました。

こうやって混ぜてみるとよくわかりますが、かたやラップ、かたや歌謡曲と、一見全然違う指向をもっているようにみえて、「ラテン」が根源的なところで共通しているんですね。現代のポピュラー音楽文化に、いかにラテン（この場合、ラテンヨーロッパ・アフリカ・南米ネイティブの混交的な文化としてのラテンアメリカを意味します）の「血」が、パワーを与えているかがよくわかります。

らびえんのややスパニッシュギターを意識したようなフレーズと、れぎゅらのイントロのタンゴ風のピアノフレーズとのマッチングはもちろん、3分あたりでリズムブレイクからどかんとリズムが戻ってくるあたりも聞きどころです。

調整（キー）は、どちらも「レ」からはじめるDマイナー（ロ短調）ですが、NCTがハーモニックマイナー調、IZ*ONE がナチュラルマイナー調と若干異なります。そこがむしろ不思議な作用をもたらしています。

両者のファンはぜんぜんかぶらない気がしますが、お気に召していただけますとうれしいです。