父：レイデオロ　母：リンフォルツァンド　母父：ディープインパクト
生産：ノーザンＦ　馬主：国本哲秀　厩舎：（栗）松下武士

愛読している「競馬王のＰＯＧ本」の巻末にある「禁断の袋とじ」の中で、厩舎長のプラスワンとして割と大きめに取りあげられていました。

残念ながら馬体写真は競馬王にもギャロップにも掲載されていませんでしたが、JRA-VANの2歳馬カタログ（動画）で確認したところ、

めっちゃええ馬やん…この一言に尽きます。

とにかく良いフレームをしているなという印象で、脚の長さも十分ですし繋ぎも良い感じでして、いかにも芝の中距離が向きそうな体つきで、実の入りも良くて仕上がりも早そうに見えました。

父は新種牡馬レイデオロ。

個人的にとても注目している種牡馬です。

レイデオロは母方にウインドインハーヘアを持っているため、ディープインパクト産駒であるリンフォルツァンドとは３×４のクロスが発生しておりますが、これがどうなのかは今後産駒達が走ってみないことには分かりません。

レイデオロ産駒は全体的に前進気勢の旺盛な仔が多いようで、気性的な不安もありますが、個人的には大人しいよりは良いのかなと思っていますので、その辺はあまり気にしていません。

「パワーが凄くて行きっぷりがいい」と調教師がコメントしているように、この馬にもそうした特徴が受け継がれているのかなと思います。

デビュー戦は宝塚記念当日の芝１８００ｍを池添騎手で予定ということで、

一昨年は５着に敗れはしましたが後にホープフルＳを制したキラーアビリティが、昨年は同じく５着に敗れたドゥラエレーデが後にホープフルＳを制しており、

他にもチャンスザローゼスやカルロヴェローチェなど中距離路線を窺う期待馬が集結する新馬戦として近年注目されているところです。

牡馬はここまで２頭指名しましたがいずれも大砲枠…。

いいかげん早めの馬も確保しておかなきゃマズいなということでのチョイスとなりました。