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[POG2023-2024]指名馬紹介 まるポグ編 9位 サトノラクローヌ

父:サトノクラウン 母:ウェントワース 母父:ストリートセンス
生産:上水牧場 馬主:里見治 厩舎:(美)堀宣行

早期デビュー組も何頭かリストに残ってましたが、ここまで来たら最後まで飛距離狙いじゃー!ということで選んでみました。

育成牧場である吉澤ステーブルでは「パワーとスピードを兼ね備えている」とコメントされています。

まず明確に「スピード」に関して言及されている点を評価したいと思いますし、そのコメントを体現するかのような素晴らしい馬体の持ち主ではないかと思います。

まだ中身は伴っていないかもしれませんが、前も後ろも肉付きがとても良く見え、フレーム的にも十分な脚の長さもあり、後股における飛節から繋ぎを介した接地感もほぼ理想的で言うことはありません。

父サトノクラウンは初年度からダービー馬を輩出しましたが、まぁ異質なレースでもありましたし、まだそれほど活躍馬を出しているわけでもないので、傾向などについてはよく分かりません。

一つ言えるとすれば、少なくとも馬体を見る限りはタスティエーラとはタイプは違うように見えるということ。

本馬は初仔で、一族に特筆すべき活躍馬はおりません。

サトノクラウンは欧州型なので米国型の母との組み合わせはなんとなくですがいいイメージで見ています。

上水牧場からはキヨヒダカ(古っ)、ビリーヴ、一番最近ではスマイルジャックを出していますね。

まぁ歴史のある牧場ではあります。

ギャロップ本のサトノ特集では、サトノクラウン産駒のところで真っ先にこの馬をあげていました。

また、父も現時点ではその代表産駒であるタスティエーラも管理した厩舎への預託ということも含めて、期待値はそれなりに高いものがあると感じております。

前脚の管を見るとそれなりに乗り込まれているように見えますし、そんなにも遅くはならないのではないかと見ています。

夏の終わりくらいに出てきてくれると嬉しいですね。

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