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【ライブ備忘録 No.269】 the band apart 25th Anniversary SMOOTH LIKE GREENSPIA 2023 @ 服部緑地野外音楽堂 [23.10.22]

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the band apart

25th Anniversary
SMOOTH LIKE GREENSPIA 2023
@ 服部緑地野外音楽堂 [23.10.22]

● 渡邊忍

● 堀込泰行
01 - 光線
02 - Ladybird
03 - River
04 - 涙は星屑のように
05 - Sunday in the park
06 - エイリアンズ
07 - YOU AND ME

● the band apart (naked)
01 - 誰も知らないカーニバル (acoustic)
02 - moonlight stepper 2 (acoustic)
03 - Foresight
04 - GHOST SUMMER
05 - A Name of New Era
06 - 遊覧船 (acoustic)
07 - クライシャドウ
08 - ラブレター
09 - 図書館の幽霊
10 - 夏果
11 - Pieces of yesterday (acoustic)
12 - 夢太郎
13 - 夜の向こうへ (acoustic)
14 - Stay Up Late 2  (acoustic)

EN - light in the city 2 (acoustic)


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【Instagram 感想】2023.10.22 sun


【すごく長い日記】
快晴の日に、一日家に居るのは無理だ。発狂しそうになる。服部緑地でバンアパ主催のライブやってる、行こう。と気付いたら電車に乗っていた。

服部緑地には色々と思い出がある。最古の思い出は専門学校時代の、グループの卒業制作。服部緑地が舞台の架空のフェスを作った。素材集めにグループの同級生の子と来たのがたぶん最初。あの人元気かな。確か菅田将暉と小学生の頃クラスメイトだった、みたいな話していたな。地下鉄なのに地上に登った、西中島あたりでふと思い出してしまった。

駅に着いたら開演時間5分前、開演前入場は諦めてのんびり、blackbird booksへ。3年前に来たっきりだ。自分のZINEの元ネタ、 甲斐みのりの『ポケットに静岡百景』を買ったのはここだった(売ってしまって手元にはもう無い)。平松洋子の『味なメニュー』を見つけて買った(これも売ってしまって手元にはもう無かった)。文芸書と文庫があったけど、迷わず昔持っていた装丁が品書きの方を選んだ。『ポケットに静岡百景』は何処かに行ってしまったけど、『味なメニュー』はまた時を経て、自分の元へ帰ってきた。嬉しい再会。気付けばもう16時を過ぎていた。

会場に着いたら しのっぴ氏が唄っていた。だいぶ終盤だった。前回観たのはもう記憶も曖昧だけど、きっとカエラのサポートでかな。バンアパの盟友、そういやちょうど10年前の秋にもしのっぴを観ていた。荒井さんのソロ1作目のリリースツアー(確か名古屋のHUCK FINNでだったと思う)。荒井さんと 夏の日の1993 デュエットしてたな、確か。懐かしい。10年経ってまた観れた、これも嬉しい再会。

次は 堀込泰行。ようやくソロで観れて嬉しい。前回は確かレイクマシューズ(あれももう6年前か...)だったな。「Ladybird」「YOU AND ME」と、前回聴けなかった キリンジ時代の曲はやはり垂涎もの。有り難い。そして何といってもようやく、本家本元「エイリアンズ」を堪能。夕暮れとともに溶けそうだった。「Sunday in the park」、日曜の公園で演奏してくれる、なんて粋なんだ。また別の会場で観たいな。

ラストは主催者 バンアパ。バンドで観るのは7年ぶり(ACCの対バン企画で観たような、記憶)。(naked)編成はもちろん初めて。近年の曲多くて殆ど初聴きだったけど、唯一知ってた「夜の向こうへ」がまたノスタルジーを誘ってしまう。10年程前、『街の14景』が好きでよく聴いていた。リリースツアーのチケットを買ったは良いものの、当時社会人1年目、その日の仕事が終わらなくて開演に間に合わず観れなかった、苦い記憶があった。悔し過ぎてチケットは捨てずに持っている(今も)。急遽決めたライブだったけど、こんなにも鮮明に思い出せるなんて。音にはちゃんと記憶が宿っているな。

MCで小暮さんと原さんが(ぼそぼそと)語っていたけど、歳を重ねると同じ場所を共有している人たちが、"遠い親戚"の様に感じる、と。それは自分も、今日感じた。10年前に自分が行っていた会場に、今日もし観に来ていた人が居たとしたら、その人はもう''遠い親戚"でいいな。顔も名前も知らないけど。なんか繋がっている、気がする。

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