夏川椎菜 ニューシングル「ユエニ」発売記念オンラインリリースイベント(ゲーマーズ)

こんにちは。れすです。
2023年6月17日(土)14:30に開催された夏川椎菜さんの7thシングル「ユエニ」のリリースイベントに参加しました。前シングル「ササクレ」から現地リリイベも復活し、今回の「ユエニ」では声出しも解禁となりました。そんな中、引き続きオンラインでのリリイベも開催してくれるのは嬉しいです。心なしか現地よりもオンラインのほうが楽曲、MV、ジャケについてのお話が多いように感じており、「楽曲のリリースイベント」ではその制作に関するお話が聴きたいぼくにとっては、オンラインを継続して実施してくれることにとても感謝しています。

オープニング

(*>△<)「見えてるか〜!聴こえてるか〜!」
イベントが開始され、ちゃんと画面が切り替わったことを確認した夏川さん
(*>△<)「やーい!ばーかばーか!」
(*>△<)「えぇ!聴こえてる!?」

やっぱりカマトトntkwさんなんですよね。

罵りから始まったリリースイベントですが、コメント欄には「バカたすかる」や「もっと詰って」などという発言が飛び交っていましたね。
(*>△<)「もっと詰ってじゃないのよ」

夏川さんの「お昼ごはん食べましたか?」という質問に対して、UFOやら王などが飛び出し、みんなレトルト食べてるねという一幕もありました。夏川さんのご実家では土日にお昼ごはんに焼きそばが出ることが多く、焼きそばには土日のお昼のイメージがあるそうです。話していたら無性に焼きそばが食べたくなってきたそうで、三女サマにリクエストしてみるとのことでした。

そんな夏川城の厨房を預かる三女サマ。世の常というかやはりご飯を作るよりメニューを考えるのが大変だそうです。
三女サマ「何食べたい?」
買い物のタイミングではお腹が空いていない夏川さん「なんでも」
三女サマ「“なんでも”ね。はいはい」

コメント「ピヨ木さんに献立表も組んでもらおう!」
ピヨ木さんがジェスチャーで反応
(*>△<)「ガチ目に拒否されました。無理!って」

髪型ルーレットならぬ夕飯ルーレットもありかもという話もありました。

本編

ユエニとだりむくりのリリイベということで、2カメ体制で手元のCDをクローズアップしながら、中の帯裏なども紹介してくれました。フラゲ日や発売日にCDを買って帰ってきて、初回盤と通常盤の帯裏を見比べたりするの楽しいんですよねぇ。

(*>△<)「見てもらったらわかると思うんだけどアクションを頑張ったMVなので、何度も楽しんでいただけたら夏川の筋肉痛も報われるってもんなのです」

ジャケット撮影のお話

どういうジャケにするか会議した際には、歌詞を拾わないジャケがいいんじゃないかという話になったそうで、愛とか恋とかのワードは使わずに案を出したそうです。採用されなかった案としては、糸を使う案もあったそうです。糸を使った演出案、どんなものだったのかすごく気になります。

テーマが「念力」ということで、まがったスプーンはサイコキネシスの持ち主たる主人公の能力によって曲げられたものだそうです。

(*>△<)「サイコキネシスを使って浮かせてますね」
(*>△<)「種も仕掛けもございません」
(*>△<)「完全に超能力でございます」

ジャケットでは山盛りになっているスプーンとフォークですが、実は山の形にしたウレタンに糊で貼り付けがされていたそうで、ちょうど手元にあったスプーンにも糊が残っているとお話されていました。山盛りになったカラトリーは写真で見るより迫力があったそうです。

ナ賞とン賞でプレゼントされるカラトリーについて
コメント「もらったらどう使えばいいでしょうか」
(*>△<)「焼きそば食べればいいんじゃないw」
(*>△<)「これでこう(食べる動作をしてくれる夏川さん)」
(*>△<)「なかなか使いづらいよね〜」

(*>△<)「ナ賞は額縁で、サインも入れたのでそのまま飾れる」
(*>△<)「ン賞はスプーンとフォークはぽーんっと渡される感じだと思うから、お好きにしてください」
(*>△<)「使うも飾るも、3日は置いてほしいけど、捨てるもよし」
(*>△<)「かなしいけど」

コメント「花瓶に差すね」
(*>△<)「いいじゃん。前衛的なアートみたい」
コメント「ピアスにできそう」
(*>△<)「耳ちぎれちゃわない?」
(*>△<)「でもおしゃれかもね」
手元にあったカラトリーでピアス再現してくれるの助かる

他にもLINE MUSICさんのキャンペーンで10名に当たるビックリマンシール的なやつも紹介してくれました。

夏川さんの生コメンタリー付きメイキング映像

ジャケット撮影でカラトリーを浮かせるシーンで「糸」という発言が飛び出すコメント欄
(*>△<)「ん?なんか見えた?」
(*>△<)「気の所為です」

撮影の合間にちょける夏川さん
(*>△<)「やっぱユエニかっこいい曲なのでかっこいい表情なんですけど、小道具の感じとかおもしろくて笑顔あふれる撮影になりました」

スプーンでちょける夏川さん
コメント「すぐ食べようとするw」
(*>△<)「だってスプーンだよ!食べたくなるじゃん!」

おぼんや蓋が登場するシーンでは、これらも全部シルバーで無機質な感じで選んだとお話されていました。

画面が切り替わって新アー写のシーン。前屈をする夏川さん
(*>△<)「あ〜かたいんねぇ」

ということでメイキング映像は終了。

今までのジャケ写は小道具にも警報灯を使ったり印象的なもの作ってもらっていたけど、今回はカラトリーを積み上げてという形で身近なものを使ったジャケになったとお話されていました。

色味についても、衣装も黒と白とシルバーでモノトーンみたいなシンプルに作ったとお話されていましたが、印象としては複雑感があって、影の出方とかもねユエニらしい感じだし、カラトリーの山に足を乗せるポージングもライブのとき足癖悪い感じでというお話をしていました。

衣装についても、かっこいい動きが映えるような衣装で、スカートだけど、一部はレザーで、一部はチュールひらひらの生地になっていて、黒だしシンプルなんだけど左右非対称であんまり型にはまりすぎないお洋服を着せてもらったとお話されていました。ライブでも使えそうとお話されていたのですが、先週のリリイベでもこの衣装で歌ってくれてライブ映えしてましたね!

(*>△<)「あとあれよ」
(*>△<)「夏川的にはめちゃめちゃ一大決心しまして」
(*>△<)「右夏川さんと左夏川さん(下の描き起こし参照)をですね」
(*>△<)「退いてもらいまして。封印でやらせていただきました」

(*>△<)「左夏川、右夏川を作ってる意味はもうないのよ」
(*>△<)「でもさ。むかし、高校生のときはあるじゃん」
(*>△<)「小顔に見したいなぁ!みたいなの」←めっっっっっっちゃかわいい!!!

そんな左夏川さんと右夏川さんですが、ことユエニの撮影にあたっては、一方向から強めの照明を当てていたので、どうしても影が変に線となってしまったりするらしく、それをなくすために左夏川さんと右夏川さんをしまう決断をしたとのことでした。。ライブ向きともお話されていて、髪型ルーレットに入れ込んでもいいかもしれないとお話されていました。

その他にも、夏川さん自身がジャケ撮影の事前打ち合わせに参加していて、どういうポーズをするのかだったり、使用する小道具も把握している状態での撮影となるため、次どうしたらいいんだろうとなることはなかったとお話されていました。事前の段取りがしっかりとなされた上で撮影に取り組むのめちゃくちゃいいですね。

「ユエニ」というタイトルの表記について

(*>△<)「タイトルね。カタカナにしたんですけど」
ガサゴソとホワイトボードを取り出す夏川さん
(*>△<)「ペンがない!ホワイトボードはあるのに!」
(*>△<)「ボールペンで書いちゃうよ!」

ホワイトボードに「故に」と漢字で書く夏川さん
(*>△<)「意味合い的にはこうしたかった。我思う故に、みたいな」

(*>△<)「これもありだなって思ったし……」
消して別のものを書こうとする夏川さん
(*>△<)「あ、消すもんがねぇ」
(*>△<)「指で消しちゃうぞ!」

その他のタイトル案として「ゆえに」「故に」「∴」があったそうです。特に「∴」は「passable :(」の「:(」のように記号もタイトルに入れてもおもしろいと思ったかなと思ったそうですが、伝わりづらさ的になしになったそうです。

そんな候補がいろいろある中、最終的にカタカナにした理由としては、ジャケのロゴのデザインとかをすることを考え、「ユエニ」が幾何学模様みたいに見えたからだそうです。
(*>△<)「すごいシンプル」
(*>△<)「日本人じゃないと読めなそう、発音できなそう」

他にも検索しやすいという理由もあったそうです。gravityのパブサ難しい問題……。
意味合いとしては漢字の「故に」ということでした。

「ユエニ」ロゴの話

(*>△<)「ロゴが流れるようなユエニが完成させていただきました」

わかる〜!!あれめちゃくちゃいいですよね。絵も描かせていただきました!!

他にも電子的なユエニだったり、カチッとしたパターンのロゴも存在していたそうです。気になりすぎる。

コメント「そういうお蔵入りverみたい」
(*>△<)「あーね。外に出ることなくなっちゃうからなぁ」

ジャケやブックレットを決定する際にはいくつかパターンを出して仮で制作してもらうそうで、表紙のデザインだったり、フォントを調整してもらって選ぶという流れだそうです。

コメント「417の日で大解放しましょう」
(*>△<)「え、残ってないですよね?」
(スタッフさんが答える)
(*>△<)「ある?見せられる?見せたらお金払ったりとかは?」
(*>△<)「そんなことはない?」
(*>△<)「意外といけんのかな」
コメント「フォトブックにしよう」
(*>△<)「売ったらダメ。(権利的な)お金が発生してしまう」

417Pちゃんねるを作っていたときもどんなものを作るのか、会議のときからその様子をカメラで回してたとのことです。そういう裏方映像はお蔵入りして、パブリックにはならなかったそうですが、見せる機会もいいねとお話されていました。特に本当に曲も何もない状態から会議の様子を撮り、夏川さんが作詞でうーんうんーんとなってるシーンだったり、マスタリングまでの一連の流れを撮るという案をお話されていました。

(*>△<)「めっちゃよさそう」
(*>△<)「でもめんどくさいな」
(*>△<)「作詞するだけなのにメイクしなきゃいけないんでしょ」
(*>△<)「私、みんなの前とかに出るとき以外、ほとんどメイクしませんからね」

(*>△<)「いや〜でもなんか」
(*>△<)「完成した状態はみてもらってかまわないんだけど」
(*>△<)「こうなるまでの過程出してくださいはめっちゃ恥ずかしい!」
(*>△<)「自分的にNGを出している作品じゃないですか。結果、完成したものはいいものだと思うから出しているわけですけど、過程とかって…」
(*>△<)「昔の日記みたいな。うわ〜はずかしい!って」
(*>△<)「でもあるにはあるんだよ。私のiPhoneの中にはすべてが入ってますね」
(*>△<)「使えそうだなぁって集めていた語彙とかね」

いや〜〜気になりすぎますね。「推敲過程興味ある」というコメントをされている方がいらっしゃいましたが、本当にそれでした。
ただそんな過程は「むちゃくちゃ地味だからな〜」とお話する夏川さん。以前はファミレスで作業する話をよくされていましたが、それに加えて電車の中で作業することも多いそうです。ただし、地上を走る路線はいいそうですが、地下鉄はうるさくてだめだとお話されていました。ほんとあれうるさいですよね。ぼくは騒音がすごい路線に乗るときはノイズキャンセリングイヤホンしてます。

話がちょっと戻り、楽曲ができるまでの過程の話へ。

(*>△<)「曲を決めたりとか、その前の段階でこういう曲やりたいなぁとかは居酒屋でだりむくりながらね」
(*>△<)「最近こういうの来てるから敢えてこっちやろうぜ〜みたいな」
(*>△<)「居酒屋トークになっちゃう」
(*>△<)「楽曲会議#1は居酒屋なんだよね」
(*>△<)「あとはレコーディングの現場とかチーム皆で集まってるときに雑談の流れで段々と次こういう事いいねみたいな話になったりとか」
(*>△<)「曲だけじゃなくて次のリリイベ、イベント、ライブもこういうのいいね、こういう会場いいね、みたいな」

(*>△<)「夏川チーム、人一倍というか雑談の時間がね」
(*>△<)「ほんとひどいよねw」
(*>△<)「まずtksmが遅刻すんのよ」
(*>△<)「そこで30分くらい先にきた人で雑談するじゃん」
(*>△<)「で、tksmが来てから1時間とかさw」
(*>△<)「のろのろとレコーディング始めてさ」
(*>△<)「レコーディングはね。ぱっと終わるよね」
(*>△<)「本線、メインメロみたいなとこを1時間くらいで録って、ハモとかない状態で聞きましょう、みたいな」
(*>△<)「そうなるとブースからみんないる部屋に来るじゃん。そこでまた1時間」
(*>△<)「でのろのろとハモ録り」
(*>△<)「だからほんとは3時間くらいで録れるんだよねw」
(*>△<)「なのに毎回ソロやると日付変わるよね!」
(*>△<)「全部撮り終わってもさ。どこにいくでもなくそのまま残ってくっちゃべってさ」
(*>△<)「気づいたらタクシーでって。ほんとよくない!」
(*>△<)「チームの雰囲気そんな感じなんですよ」
(*>△<)「ある意味時間を掛けてね。制作しております」

このお話が聞けて心底今回のリリイベに参加できてよかったと思いました。どっか居酒屋に移動するわけでもなく、そのままスタジオに残ってくっちゃべってるの大人の青春感すごくないですか?こういう時間を過ごせることだったり、そこで過ごした仲間ってめちゃくちゃ輝いてるんですよね。そういう環境で夏川さんがお仕事してて、そういう環境で生まれた音楽を聴けてるのすごく幸せだなって思います。今後ともあーでもないこーでもないって言って作った楽曲を聴けることを楽しみにしています。最近ん、ぼくもオタク友達とあーでもないこーでもないって朝まで楽曲や夏川さんのお話をする機会が増えたので、すごくありがたい時間を過ごさせてもらっているなぁって感じているところです。楽しいね。

ちなみに楽曲制作においてはあまり打ち上げらしい打ち上げはしないようで、アルバムのようにたくさんの楽曲があるときだとあったりする、くらいな感じなようでした。ただレコーディングが良識的な時間に終わったときはご飯食べにいって、そのままちゃんと12時超えているそうです。いいチームですね!

エンディング

最後に少しコメントを読んでくれました。ネイルに言及するコメントがあり、2カメさんに寄ってもらってネイルを見せてくれました。「Life Goes On」と書いてあるネイルでしたね。指ごとに色がたくさんあってかわいい。

最後に

ジャケを中心に制作裏話がたくさん聞けたり、楽曲が作られる過程のゼロからのお話があったり、夏川さんチームの雰囲気がすごく伝わってくるお話だったりと、ぼくが受け取っている音楽がどのように作られているのかが手触り感持って伝わってくるものすごく貴重なリリースイベントでした。参加できて本当によかったです。
本イベントにて「ユエニ」に関するイベントは一段落となりますが、今回の一枚、ものすごく大切な一枚だと感じています。なのでイベントの参加記としてはこれが最後ですが、他にも楽曲に感想についてブログ書きたいなぁなんて思っております。あと夏川さんのライブにいきたいです!

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