こんにちは。れすです。
Pre-2nd名古屋公演に参加しました。この記事でもネタバレについては特段配慮していませんので、ネタバレNGの方はここでお引き返しください。この記事では夜公演について感想を書きます。昼公演は以下です。

開幕〜ブロック１

イエローフラッグ
ヒザ下から手が這い上がってくるような振りがめちゃくちゃいいですよね。下から湧いてくるような振りで、決起の歌にぴったりだなと思いました。

RUNNY NOSE
お立ち台に足を乗せている夏川さんが好き。ほんとかっこいいんです。昼の部に引き続き、「ルート」の巻き舌にやられました。

「痛い（たいたいたい） まだ痛い」の前のブロックで、光が胎動のような明滅を繰り返す照明もとてもいいですよね。イエローフラッグからの流れも相まって、これから始まる、生まれるような気持ちになりました。

ワルモノウィル
好き勝手ステージ上を動き回る夏川さんの無邪気さがいいですよね。Aメロのドラムのリズム、2サビとラスサビでギターコードを2回ずつバッキングされるのもいい。

シマエバイイ
Aメロで川口さんがビョーンと鳴らす音（ギター用語覚えようね）が、まさに「シマエバイイ 生バンドver.」でとてもよかったです。打ち込みじゃないんですよ。あとなんと言ってもサビの川口さんの演奏の濃やかさたるや。

首を少しずつ動かす振りが、どこかヒヨコツインズを思わせてくれたのも嬉しくなりました。

グルグルオブラート
昼公演では気づけなかったんですが、かくれんぼで左右のスピーカーを使い分ける演出がプロポから健在でしたね。

MC①

「会場入りしたときは寒いなくらいだったのが今は暑い」との言葉とともに衣装の胸元をバタバタするのやばすぎるので............本当にやばいので............そういう無防備なことはやめてください！！！

髪型ルーレットが昼とかぶってしまったので、紫のエクステで変化を付けたそうですが、「チョロ毛」と言う夏川さんに思わず吹き出してしまう山本さんが微笑ましかったです。

バンド紹介
本日の無茶振りは「シャチホコのテーマ」

(*>△<)「さっそく紹介いきまーす」
（ヒヨコ労働組合のみなさまをみる夏川さん）
(*>△<)「見るからに顔を曇らせるんじゃないよ！せっかく紹介するって言ってるのに！」

(*>△<)「ねぇ千明さん？」
伊藤さん「一番緊張するから...」

(*>△<)「下にいろいろあるんだから使ってくださいよ」
川口さん「使っていいの？」
(*>△<)「え？だめなんですか？」
川口さん「何が起きてもしらないよ？」
（川口さんの演奏に合わせてシャチホコを踊る夏川さん）
(*>△<)「途中、打たれた！銃があった！！」

順番が来たら、スティックで目を隠しちゃうかどさんが好きすぎました。
かどさんの演奏はサンバっぽいリズムで進み....最後にチーン！とアホっぽい音を決めてくださってさすがです。片足上げてシャチホコしてくれる夏川さんが好き

最後は山本さん。
(*>△<)「すいませんね。いつも最後で」
山本さん「もうないよ〜」
山本さん「反則みたいになっちゃうけど...」
シャチホコ〜♪と歌ありの演奏をしてくれる山本さん
(*>△<)「美声が聞けた！」
山本さん「忘れて！もう帰りたい...」
(*>△<)「楽曲提供お待ちしておりまーす」
山本さん「聞いた？スタッフ？」
山本さんの提供楽曲が聞きたい...

ブロック２

フワリ、コロリ、カラン、コロン
昼公演で置いてきぼりをくらった1Aと「音符たち」の振りが通常に戻って安心しました。あらためて、間奏でひょこひょことしてる夏川さんが大好きなんだよなぁと思いました。

That's All Right!
「向き合ってみよ〜」でエコーエフェクトがかかっていることに気づきました。That's All Right!はエフェクト多めで楽しいですよね。夏川さんも歌い方いっぱい変えてくれるのですごくいい。

チアミーチアユー
昼公演ではお立ち台に乗り、山本さんの身長を超えたと誇っていましたが、懲りずに同様の煽りをかます夏川さん。夜公演では山本さんがお立ち台に足をかけ反撃していました。反撃を受け、ぴゃーと逃げ出す夏川さんがクソザコナメクジで大変お可愛かったです。

「ぼくだけじゃなくて きみだけじゃなくて」で会場を見回す夏川さんがとてもよかったです。ファーストプロット「君の歌もいつか歌えますように」の「君」は、ヒヨコ群ではなく夏川さんのことだと解釈しているぼくですが、チアミーチアユーの「きみ」はヒヨコ群のことなのかなと思わされました。

ナイモノバカリ
「せーのっ！」「もっと！」と煽りを入れてくれるのほんと嬉しい

MC②

(*>△<)「おすわり」
を頂きました😊
「座っていただければ幸いです」と言い直されてもいましたね。

夏川さんの名古屋の思い入れということで、4年前くらいにいった名古屋グルメツアーのお話をしてくださいました。人生で初めて家族以外といった旅行とのことで、ひたすら名古屋めしを食べたそうです。

味噌カツ
(*>△<)「味噌カツを食べに入ったお店が有名なところで...」
(*>△<)「矢場とんっていうんですけど」

味噌カツのお話をしながらまた名古屋に来たいね〜と言った後に
(*>△<)「味噌カツのためじゃなくて！名古屋のヒヨコ群に合うために！」
と言っていましたが、目が上の方へ泳いでいましたね〜

名古屋グルメツアーは、夜行バスの工程だったそうですが、夜行バスを「やこば」と言い直していたのが好きです。

あとこちらのMC。ほんと好き。

ブロック３

グレープフルーツムーン
夏川さんの歌声はとても優しいのに、2Aのドラムと落ちサビ前のベースがこんなにも力強いのかとびっくりしました。これぞ生バンドのグレープフルーツムーン。改めて名曲です。

HIRAETH
山本さんがダブルネックのギターで弾くイントロのメロディがすっごく優しい！これを聞きに来たんじゃ...

間奏の指揮はとても楽しそうだったり、「It's pleasure to see you again」で右に目を向ける夏川さんがとても好きです。しかし、曲最後の「また会えたらいいね」の跳ねるような歌い方にもびっくりさせられました。原曲は諦観にも似た優しい歌声が特徴的な終わりなので、そんな歌い方されたらまた曲の意味をじっくり考えたくなっちゃうじゃないですか...

パレイド
イントロ、ドラムのタタタッタのリズムがすごく好きです。かどさんのスティック回しはここでも健在で、そのままイントロの間奏へ入るのがとてもいい。Bパターンのパレイド、Bメロ入りのドラムめちゃ強いですし、全体的にキックペダルが力強く響いているんですよね。着ている服が音で揺らされて本当に身体全体でパレイドを感じました。HIRAETHと同じドラムの終わり方は、曲の繋がりを意識せずにはいられませんでした。

「うまく笑えたら」で指をマイクに這わせる夏川さんが魅力的すぎて困るんですが、夜公演のパレイドはCメロの歌唱が強すぎました。えぐい。

キミトグライド
始まる前の特殊演奏ははじまりを予感させるようなものなのに、ぶつりと切られて始まるキミトグライドを未だに理解できずにいます。福岡昼公演の記事でも述べましたが、パフォーマンスが終わったあとに残る会場の空気感は非常に独特なものだと思います。

そして「渡り鳥 渡る空」の緩急のある歌声に、鳥が捕まえたかのような印象を持ちました。ぼくはキミトグライドの「渡り鳥」をパレイドの「（きらきらと輝く）夢の世界」だと解釈しているので、この歌声にはとても驚かされました。空にいる鳥なんて手で捕まえちゃえばいいんだよ。そう言われた気持ちにさえなりました。

直後のMCでも「（Pre-2ndでは）バンドアレンジして、歌い方を変えた」との話題で、キミトグライドを例に挙げてくれました。このMCがあったことは、ぼくの中で非常に大きなことでした。Pre-2ndが始まって以降、「キミトグライドがわからない」とずっと悩んでいたことに一つ道標を与えてもらったように感じました。とはいえまだ全然解釈できていないので曲に向き合わなくてはなりません。キミトグライド、本当に難しい。

MC③

「バンドアレンジして、歌い方を変えた」という真面目なお話をしながら「どっちにいる毛がわかんない毛がいるの」と髪の毛を気にする夏川さんのかわいさです。

昼公演に引き続き、Pre-2ndの由来をお話してくれました。悔しいって気持ちをぶつけるライブにしたいなって思っていたけど、実際にステージに立ったらみんな楽しいなって気持ちが伝わってきたとお話されていました。そういう気持ちがセトリBパターンに繋がったのだとしたらとても嬉しいなって思いました。

また、今日会場に来てくれた人は、夏川さんの曲を聞いて、歌詞を見て、どこかシンパシーを感じてくれた人なんじゃないかというお話をされていました。そういう人は傷をなめ合ったり、世の中の愚痴を言い合ったりする仲間が必要で、夏川さんも「私もナメクジだよ」って伝える気持ちで歌っているとお話してくださいました。ナメクジたちが傷をなめ合う会ことPre-2ndでなめ合いましょう！

ブロック４

ステテクレバー
アウトロのメロディギターが好きすぎることに気付きました。

キタイダイ
山本さんがとても楽しそうに演奏されていたのが印象的でした。

かどさんのサビのスティック捌き、もはや投げてるのに空中で音が鳴ってますよね？どうなってるんですか？？？

アンチテーゼ
ふと「警報灯」の歌詞で照明が赤じゃないことに気付きました。白と青の照明です。ここは黄色と赤の照明のほうが歌詞とマッチするんじゃないかと考えているんですが、意図的な白と青なんでしょうか。毎度ぶち上がっているので考察する余裕がありません。

最後の「おーおーおー」でかどさんが大きく口を開けて歌っているのがとてもよかったです。

アンコール

ファーストプロット
よかった。本当によかった。
「いっぱいつまづいて 歌になった」にあまりに気持ちがこもっていて、イントロでもう到達しました。

イントロでは薄い水色と紫の照明が、曲終わりに強い紫に色づく照明も物語性があってとてもよかったです。始まりから間違った方向に進んでなんかいなかったんだって。そしてそれは今、強く色づいているんだなって。そう思わせてくれました。アウトロで笑顔を見せる夏川さん。その表情には、納得感や吹っ切れた晴々とした感情が浮かんでいました。

ラブリルブラ
セトリが変わっても「1,2! 1,2! 1,2,3,4!」が健在でとてもいい。

「悲しみにサヨナラ」は客席に手を振るんじゃなくて、上手に何か背負っていたものを放るような動作でしたね。

MC

(*>△<)「かーどさん」
かどさん「あ！（ヒヨコ帽子がドラムに乗っていることに気づく）」
(*>△<)「気づいちゃいました？」

「ベテランヒヨコさんなんですけど」とさらに説明を続ける夏川さんの後ろで、ヒヨコ帽子と会話するかどさん。ヒヨコ帽子は意思を持ってかどさんの頭へとかじりついていました。
(*>△<)「あああああ！被った！！食われたあああ！！！」

ここでも昼公園に続き、今日がラストPre-2ndの人についてお話してくれました。ミュージックレインさんは無茶なスケジュールでライブを組みがちだそうですが、「もう慣れたわ！ついていける体力と精神力はついてきたかなって思います」とジシンを持って仰っていました。

自分の思い通りにライブができるようになってきました。
ここまでこれてよかったなって思うし、ここまで連れてきて、ついてきてくれたヒヨコ群には感謝しかありません。
これからも夏川椎菜としての活動を続けていくので、これからもよろしくお願いします！

この挨拶は本当に嬉しかったです。まわりの方々も千秋楽みたいだったねと仰っていましたが、本当にそんなMCだったと思います。

クラクトリトルプライド
「目を見て話すように」で目を見てほしい！といつも言っているわけですが、本公演の「目を見て話すように」は本当によかったです。目をめっちゃ見てくれたんですよ。誰か個人じゃなくて、会場全体をしっかりと。これは自分の目を見てくれるよりも嬉しいことだと思っています。特に「ここまで連れてきて、ついてきてくれたヒヨコ群」ってMCのあとに会場全体の目を見て話してくれたことはとてもよかったです。

さらに「ヒヨコ群のみんなのことが大好きでーす！」のアウトロはズルすぎるよ......

名古屋公演を終えて

名古屋公演は本当によかったです。よかったんです。こんなキツキツなスケジュールの中、セトリを変えてくれたことも、最後のMC〜クラクトリトルプライドの流れも、2回まわしの2回目の夜公演で夏川さんの歌唱が上り調子でどんどんすごくなっていくのも、全部が全部いい公演でした。これ本当に千秋楽じゃないの？と今でも思っています。こんな素敵な公演に参加できたことはきっといつまでも忘れないと思います。改めて感謝を。ありがとうございました！