見出し画像

山へ芝刈に川へ洗濯に

こんにちは、りせっとです。


今回は10ヶ月ぶりくらいに

虹色侍の編集を担当されているバランさんが書かれている概要欄の

深堀をしていこうと思います。


今日深堀していくのは私の大好きな

桃太郎をゴリゴリのHIPHOPにしてみたという動画です。




桃太郎は古くから語り継がれてきていて

誰もが知っている童話のひとつですよね。


しかし、意外に知られていない事実や都市伝説が多いようなのです。

その詳細を紹介していきます。


桃太郎は桃から産まれていない?!

桃太郎と言えば

どんぶらこどんぶらこと
川から流れてきた桃を切ると
中から男の子(桃太郎)が産まれた

という話が一般的ですが、


それを覆すある都市伝説があがっているのです。


なんと、初期に語り継がれていた桃太郎は

「桃太郎は桃から産まれていない」

とのこと。なんだと。


桃太郎の発祥時期は諸説あるものの、

室町時代以前だといわれています。


その頃の内容は、明治初期までは

川から流れた桃を食べて若返った
おじいさんとおばあさんの間に
産まれたのが桃太郎

という設定だったそうです。

昔は桃が大変貴重な食べ物で、

不老長寿の効果があるといわれた由縁があるんだとか。へえ。


今の話に変わったのは

1887年に国定教科書に採用されたことがきっかけ


当時の内容で語り継がれていた頃、

「どうして若返ったら桃太郎が生まれるの?」

と子供達の返答に困る大人が続出したことで


よく知られている内容である、

どんぶらこどんぶらこと
川から流れてきた桃を切ると
中から男の子(桃太郎)が産まれた

というものに変わったんですね。


ちなみに桃太郎誕生には

川から若い娘が流れてきて老夫婦が迎え入れたところ、娘が桃太郎を生んだ
赤と白の二つの箱が流れてきて赤を選んだら桃太郎が…

など様々な始まり方があります。


冷静に考えると箱はまだしも、

娘の漂流説まであるとは破天荒な設定ですね。


とは言え、都市伝説のように子供達への説明に頭を抱える

「大人の悩み」だけは不変なんですね。


3匹のお供の悲しい都市伝説とは?

桃太郎が鬼を退治しに鬼ヶ島に向かう途中、

サル、イヌ、キジの3匹をお供にしますが


なぜその3匹をお供に?と疑問に思ったことは無いですか?


実は、昔の日本では貧しい地域に生まれた子供は育てる環境がないので

生まれてすぐ川に流して処分してしまう「間引き」という風習がありました。


川から流れてきた桃太郎はそんな間引きされた子供を表しているんだとか。


また、仲間にされた動物には

「サル(去る)」「イヌ(居ぬ)」「キジ(帰じ)」

と間引きされた子供を指す意味が隠されています。


彼らを連れることで

少しでも間引きされた尊い命を成仏させようとしたといわれているんですね。


うーん、深い。

大人になったら絵本は見ざる聞かざる。

たまに読み返してみるのもいいものかも知れませんね。

はい。

(りせっとより。)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?