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「春休みなんもしてない」にならないためには【春から大学生になるあなたへ④】

おはようございます、カメリアです。

前回までの投稿の閲覧、投稿へのスキ、ありがとうございます!


明治大学を含め、進路が決定したみなさん、おめでとうございます。

こちらの記事では、大学生になる前にできることを書いていきたいと思います。

…とはいえ、これでは範囲が広すぎます。後述しますが、TOEICの勉強、通学鞄、バイトなど、考えられるものも多ければ方向もバラバラです。

ここでは、①理想の春休みの過ごし方②金欠だった私の実際の春休みの過ごし方③春休みを振り返って思ったこと、の三つの観点に分けてご紹介します。特に私が伝えたいことは三つ目です。簡単に書きますと、私は春休みの間に自己否定をつづけ、それは大学一年生の間のメンタルと人間関係に大きな影響を与えました。

一年経った今だから書けることを、これから春休みを迎える、また春休みの真っただ中にいるあなたに伝えたい。大変個人的な事情が含まれますが、それだけリアルな体験とともに、私が考えたことを伝えたいと思います。


①理想の春休みの過ごし方

受験勉強漬けの日々から解放された今、あなたはどんな風に一日を過ごしたいと思いますか?思う存分寝たい、ゲーセンに入り浸りたい、溜めていた録画を消化したい…とにかく、合格のために我慢していたことをやりたいですよね。

私は、なんとなくTwitterを見ていたら時間が過ぎていた、なんてことになっても罪悪感を抱かずに済むことを楽しみにして受験勉強に耐えていました。

しかし、そんな生活を続けていては、入学後の単位取得や講義についていけるのか、など不安が募りますよね。せっかく今までの春休みよりも長いのですから、長期休暇を有効活用したいという気持ちもあると思います。

たとえば、資格勉強を始めてみよう、とか。明治大学ではTOEICがメジャーのようですね。春休みのうちに勉強を始めれば、スタートで差をつけられそうですよね。政治経済学部では、TOEICのスコアがよければ英語の授業をとらなくても単位がもらえる制度があります。お得ですね。

私は、春休みのうちに専門分野の知識を深めたいと思っていました。西洋史を専攻するので、教科書を読み返して通史を復習しつつ、受験勉強では時間の都合上深く突っ込むことを我慢していた教科書の行間(ネーデルラントやスペインの教科書では触れられない部は絶対に調べるぞ!と思っていました。)を埋めようと思っていました。また、日本史はAを履修しただけだったので、全体の知識も欲しいと考えていました。

友人と遊ぶ計画を立てるのもいいですよね。特に春学期の間は生活に慣れることで精一杯になってしまうので、遊ぶなら今のうちです。

まあ、私は思うようにいかなかったのですが…という話を、次の項目で少しお話します。


②金欠だった私の実際の春休みの過ごし方

さて、私には手持ちのお金がありませんでした。もともと月々のお小遣いはなく、何かあれば母に申し出るシステムでしたが、なかなかうまく言えず。

というわけで、基本的には家で過ごしたり、徒歩圏内(バイトの契約のためにスーツで二時間歩いたりしました!)で遊んでいました。ただ、あまり記憶がないので、当時のTwitterでのつぶやきや写真からわかる実際の春休みの過ごし方を一部挙げます。これがリアルです

①メイク練習・ジェルネイル・雰囲気づくり

高校時代もなんとなくメイクしていたので、その流れでメイク動画やレビューを参考に練習していました。ジェルネイルは母がはまっていたので教えてもらいながら練習していました。雰囲気というのは、ファッションメンヘラや量産型・地雷系のスタイルにあこがれていたので、服のブランドはもちろん髪型、髪色、メイク、持ち物、SNSの使い方…などをひたすら眺めていました。実際にお金を使ってそろえたのはバイトを始めてからです。これはもともと興味があったからできたことですね。

②音ゲー・オタ活(無課金)

おぼろげながらも思い出せる春休みの記憶のほとんどがこれでした。当時はプロセカをひたすら。結果、無課金で推しイベでもないのにひたすらイベランしていたらぎりぎりランキング称号もらえました。あとはTwitterに張り付いてオタクのお姉さま方のツイートを拝見し、コスプレイヤーに沸き、pixivで墓を建て続けました。音ゲー以外にはツイステやシャイニキ、ARBに夢中になっていたようです。

③寿司打

初めて自分のパソコンを手に入れたところで、お金もないのでPCゲームもできませんでした。タイピングの遅さに自信があるのはまずいと思って練習のために始めましたが、気づいたら一時間以上寿司打やってたなんてこともしばしば。おかげでタイピング速度はましになったと思います。

④#春から明治

文学部の人を中心にDMでお話ししていました。

⑤猫

飼い猫のジュール(スコティッシュフォールド♂)と戯れていました。


他、バイトの面接やら成人式の着物選びやらなんやらしたようです。

ここまでは実際の行動の話でした。

ここからは精神的な話を書きます。特に、完璧主義の傾向が強い人、暇が嫌いな人、起床時間が遅いことに罪悪感を抱きがちな人には当てはまりやすいのではないかと思います。

正直、私の春休みは虚無でした。


③春休みを振り返って思ったこと

人によるとは思いますが、前述したように、たいていの人が受験生の間にさまざまなことを我慢してきたと思います。受験を終えた今、それらを我慢する理由はありませんね。

私は、スマホのメモ機能に受験が終わったらやりたいことを羅列していました。

しかし、何一つできませんでした。

いえ、正確には上記のようにやりたいことはやっていたのですが、ある部分では満足していませんでした。

※このような精神的なあれこれが関わるお話では個人の性格や環境の影響もありますが、長くなるうえに私の体験を例に出すと完全にブログ化してしまうので、背景事情は割愛します。少し論理関係が分かりにくくなってしまうかもしれませんが、その点をご了承ください。

例えば毎朝六時に起きて自分で軽く朝ごはんを用意して午前中のうちに出掛けて夕方は家で本を読んで日付が変わる前に寝る、なんて理想的な休日の過ごし方に憧れたことはありませんか?

おそらく少なくないと思います。そして、昼前後に起床して午後を家の中でだらだら過ごし夜家族が寝静まる頃に目がさえてきてやっと眠くなるころには空が明るくなる…なんて生活から抜け出せない、そんな人も少ないと思います。

問題は、その生活リズムではありません。その生活リズムに対して「どう思うか」 です。

「どうせ大学始まったら朝起きる。」違いありません。特に一年生は必修で一限が埋まりがちです。起きないと単位落とします。

「誰に迷惑かけるわけでもない。」そうかもしれませんね。

私は、春休みの自分が選択した怠惰な生活が自分自身に迷惑をかけていました。当時自覚はありませんでしたが、一年経った今、外側からも内側からも自分を見直してみて気づきました。

もし今、あなたが「春休み何もしてないな」と思っているなら、少し危ないです。さらに、「TOEIC勉強しようかな…」と思いながらスマホが手放せないならもっと危ないです。そして、それを三日、一週間、一ヶ月…と繰り返すとどうなるか。私は自己否定が癖になりました。誰かに「お前春休み何もしてないな」と言われる前に自分で何もしてないと言っておこう、と無意識に考え行動していました。私は春学期の期末から秋学期の期末頃まで波はあれど自己否定の癖がひどく、正直それは講義への出席にも影響が出ていました。(ちなみにここでバ畜になる人も多いみたいです、働きすぎて単位落とすのにご注意を。)

結局エッセイかよ!と思ったあなた、もしかしたらこうならずに済むかもしれません。ぜひこれより前、これより後の記事を参考にしていただければ嬉しいです。

そもそも、休暇を有効に使える人間は多くありません。たいていの新一年生が「春休みなにもしてないな」と思いながら入学式を迎えます。

…なんていっても、ソースもないので信じられませんよね。私もです。

ただ、「なんもしてないな」とひとり思い続けることはメンタルヘルスに絶大な悪影響を及ぼします。その例が私です。そして、この話は入学前の春休みに限った話ではありません。夏休みは二か月ほどありますし、春休み一ヶ月が経過した現在、私は積本が一切減らない状態に絶望しています。ひとりで「なんもしてないな」と思うなら、友達に話して笑い飛ばすなりして、気分を晴らしてください。すっきりした方が意欲は沸きます。今それができれば、大学鬱からは遠ざかることができるはずです。②のように私は虚無をうまく解消できなかったので、入学後も虚無を引きずって、結果低めのGPAや落単に繋がっています。もちろん数ある原因のひとつでしかないのですが、、、

なにもしなくてもいいので、うまく気分を晴らして、そして質の良い睡眠を心がけるのがいちばんですよ。


春休みにできることは割といろいろな人が発信しているかなと思ったので、今回は春休みに何かしようと思ってもなにもできないなと思った時の心構えをお話ししました。誰かに響けば嬉しいです。

質問や感想など、コメントや質問箱に投げてくれたらお答えします。

サークルで迷っている人が多そうなので、近々サークルについて書けたらいいなと思っています。

ここまで読んでいただきありがとうございました。



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