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からだが楽にすごせる空間は、余白じゃないか。

ひとは空間を認識する能力があることは、だれしも経験的にしっていることだと思う。

でなければ、
歩きながら壁にぶつかるし、
扉の枠にからだをおさめられないし、
上か下のどちらを向いているのかわからなければそのたびに転んでしまう。

お年寄りが転んでしまうのは、ただ筋力が落ちているだけではないと思うんですよね。じぶんと外部の世界との位置感覚がよくわからなくなっていることも考慮しないと。

そう考えるとまだまだやれることはあるんじゃないかと思います。

家の中や街中、オフィス内…
身のまわりの環境を考えるとき、からだが楽に感じるスペースをつくることは一見無駄なスペースに思うけど、その余白はからだにとって呼吸のしやすい環境になると思います。

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