東北楽天イーグルス岸孝之投手が通算150勝を達成しました。通算51人目です。

長いプロ野球の歴史で150勝した選手が今まで50人しかいなかったんですね。

地元に優勝するために戻ってきたナイスガイ岸孝之

東北学院大学出身でドラ1で西武ライオンズへ

仙台には仙台六大学リーグという東京六大学みたいな野球部のリーグ戦があるのですが岸が大学生のときは東北福祉大学1強でした。

大魔神佐々木主浩さんや鉄人金本知憲さん西武や中日で活躍した和田一浩さんなどがOBでいますが自分が生まれる前から連続優勝記録が続いてた記憶があります。

福祉大の連勝を止めた男岸孝之

その連続優勝を止めたのが岸孝之投手のいた東北学院大学でした。高校は名取北高校という野球では全くの無名公立校出身ですがスカウトで学院大に入ったらしいです。

西武ドラ1から日本シリーズMVPへ

西武に入団しその頃はまだ楽天も無かったので松坂大輔西口文也の3番手くらいの若いピッチャーというイメージでしたが日本シリーズで相手の巨人打線が岸のスローカーブを使った緩急に全くついていけず点が取れません。

第7戦までもつれた日本シリーズは勝負所で岸を投入した西武が日本一に輝き岸投手がMVPに選ばれます。

FAで地元楽天へ

その後は松坂大輔もメジャーへ行き菊池雄星とWエースで西武を支えていて楽天も全く打てなかったイメージです。

しかし岸もケガが多く一年ずっと活躍してた年はほぼ無かったように思います。

そんな岸投手がFA宣言し地元で優勝したいらしい。

正直冗談半分で楽天になんか来てくれるわけないと思ってました。

しかし、本当に楽天へ入団。ケガするイメージがずっとありましたが1年目からケガすることなく翌年には最優秀防御率のタイトルまでとり、則本とのWエースで松井裕樹投手が守護神として確立したこともあり優勝も時間の問題と思ってました。

しかし、浅村が来ようがマーくん帰ってこようがドラフトで当たりくじ引きまくろうがまだ優勝できてません。最後の優勝から10年目の今年ここ数年はスタートダッシュが得意だった楽天は現在5位でパリーグ自体が4強2弱になっています。

まだ5月に入ったばかりですが優勝目指して応援するのみですね。明後日はまた2軍見てきます。今年こそ優勝を信じておやすみなさい。