「働けるうちは働く!」ための仕事と人生の設計方法#54

「エイジレスで定年のない働き方」の実現をサポートする中高年専門ライフデザイン・アドバイザーの木村勝です。

前号(#53)から続きます。
実際にサラリーマンから独立してみて感じた、サラリーマン時代にやっておいたほうがいいと思う事項をご紹介します(その2)。

【業務に関する法改正セミナーなど】
人事担当者でいうと、「働き方改革」に関する法改正説明セミナーに参加するような自分の業務に直結したセミナー等に参加するケースです。

こうしたセミナーで培った人脈は、(後述しますが)後々の仕事拡大にもつながることがあります。

ただ漫然と業務命令でイヤイヤ参加するのではもったいないです。

業務関係セミナーに参加したときは、次の行動を基本動作にしてください。
まずは必ず担当講師と名刺交換をしておくことです。

会社に戻り、実際に就業規則へ内容を落とし込もうとするとかなりの確率でわからないことが出てきます。

このときに、セミナー当日に名刺交換した講師に確認するのです。

セミナー講師も、セミナー終了後の正式のコンサルティング業務受注を狙って講師受託している場合が多いですが、当日の受講者からの電話やメールで回答可能な内容については、丁寧に答えてくれる場合がほとんどです。

講師としても当日のセミナーへ反応があることはうれしいのです。遠慮することなく、尋ねてみることおススメします。

また、当日隣の席になった受講生(あるいはグループワークで一緒になった前後左右のメンバー)とも名刺交換しておくこともポイントです。

実際の実務にセミナー内容を適用しようとするとうまくいかないケースが出てきます。

その際に頼りになるのが同じセミナーに参加した隣席の参加者です。

隣席の参加者も同職種のサラリーマンですので、同じ問題で悩んでいます。現場での現実的な解決のための最適なアドバイザーになるのです。

また、こうした講師、他の参加者とのネットワークは、セミナー後に開催される懇親会などで構築できればベストです。

お酒が入った懇親会では、自己開示も進み、業務上の悩みの共有もしやすい雰囲気になります。

自分の担当職種に関する専門セミナーに業務命令でイヤイヤ参加する人もいますが、せっかくの機会をドブに捨てるようなものです。

特に将来の自分の専門性の核になる領域のセミナーに関しては、自費を払ってでも出ておくことをおススメします。

サラリーマン時代から自分の知識・経験・スキル獲得にために積極的に戦略投資するかしないかで、後々大きな差が出てきます。

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