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「働けるうちは働く!」ための仕事と人生の設計方法#15

「エイジレスで定年のない働き方」の実現をサポートする中高年専門ライフデザイン・アドバイザーの木村勝です。

「見える化」して初めてわかる人生時間

添付の図をご覧ください。

横軸に1日の24時間を、縦軸に生まれてから80歳までの年齢軸を取った人生総活動時間表です。この表でご自身の人生時間のポートフォリオが可視化できます。

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この表をご覧になってどのような印象をお持ちでしょうか。

長い長いと思っていた「社会人になってから定年まで会社に拘束されている時間」より「在職中の自由時間(個人が采配できる時間)」のほうが大きいことに意外感を持つ方も多いと思います。

また、60歳定年後の時間が、20歳より60歳までの会社時間より長いことも意外という感想を持つ方も多いのではないでしょうか。

人生100年時代においては、社会と設定を持ちながら80歳までは形はともあれ現役で働くことが当たり前の時代になりつつあります。

第3回のコラム「日本の高齢者の9割が「下流老人」化する」でも触れましたが、働くことをやめ、社会との接点を失くす「社会的孤立」こそが、下流老人転落の最大のリスクです。

役職定年後あるいは定年後に目標もなく漫然と過ごすのではなく、ここをどうデザインして過ごすかであなたの人生という作品の出来栄えは大きく変わってくるのです。

「人生終わり良ければすべてよし」ではありませんが、いくら現役途中まで世間的には立派なキャリアを過ごしてきても、キャリアの最後で不遇をかこい無気力な生活を送ってしまっては何にもなりません。

また、逆に言えば、現役時代には残念ながら出世に恵まれなくても、表中の60歳以降の潤沢な時間で充実した生活を送ることができればトータルとしての人生の充実感は前者をしのぐこともできるのです。

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