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「働けるうちは働く!」ための仕事と人生の設計方法#68

「エイジレスで定年のない働き方」の実現をサポートする中高年専門ライフデザイン・アドバイザーの木村勝です。

キャリアの航海に漕ぎ出す際に絶対必要なキャリア棚卸とキャリアデザインマップ

今回からは、私と同世代であるシニア世代の皆さんに「人生100年時代をレイジレス(年齢にかかわりなく)働くための具体的な実践術を解説していきたいと思います。

高度成長時代から今の時代まで新卒(あるいは若い時期での1回の転職を経て)から定年まで同じ会社で働く「一社添い遂げ型」のキャリアを歩むことがサラリーマンとしての絶対的な勝ちパターンでした。

それゆえ、日本のサラリーマンは「自分で自分のキャリアを考える」必要もなく、個人も会社もこの領域に積極的には取り組むことはありませんでした。

逆に「自律的にキャリアを考えている」ような“そぶり”を周囲に知られることは、会社に対する忠誠心を疑わせる“反逆行為”ですらあったのです。

しかしながら、これまで解説してきたようにシニアを巡る環境は大きく変わりました。

従来は、企業に対して厳しい解雇規制等により「雇い続けることで守る」ことを基本方針としてきた国も方向転換してきているのです。

以前にも少しご紹介しましたが、経済産業省の「『人生100年時代』の企業の在り方~従業員のキャリア自律の促進~」という報告書のなかで、従業員に対する企業の役割の変化として、「企業の役割も 『雇い続けることで守る』から、『社会で活躍し続けられるよう支援することで守る』に、変容が求められているのではないか。」と提言しているのもその表れの一つです。
(次回に続きます)

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