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「働けるうちは働く!」ための仕事と人生の設計方法#73

「エイジレスで定年のない働き方」の実現をサポートする中高年専門ライフデザイン・アドバイザーの木村勝です。

将来の高い目標から眺める
 ~「虫の目」ではなく「鳥の目」で自分のキャリアを見つめる必要性~

キャリアに関する目標設定にあたっては、60歳定年あるいは65歳定年再雇用終了までといった会社が設定した枠組みの中で考えていけません。

そこでいくらキャリアを考えても生まれてくるのは、「不安」や「あきらめ」、「限界感」です。 

そこで視点の転換が必要です。

会社という枠組みを飛び越えて「人生100年時代、現役80歳現役」を目指して中長期のキャリアの成長戦略を考える必要があります。

今のいる地面から一度飛び上がって「虫の目」から「鳥の目」に視点を変える必要があるのです。

視点を変えることによってはじめて「発想の広がり」「可能性」「生きがい」が生まれてきます。

株式会社ライフシフトCEOであり、多摩大学大学院教授でもある徳岡晃一郎教授は、シニアからのキャリアにおいては、「個人としてのキャリア成長戦略を持つことが重要」と指摘されています。

成長戦略とは企業戦略論の用語ですが、競争戦略が「今年の目標をどう達成するか」「現在の強みや価値をどう守るか」など現在の社会・構造の中での戦い方を考えるのに対して、成長戦略は、「現在のトレンドを引っ張らないで10年先を見据えた戦略」や「土俵を変え、未来を創造する新しい世界を見据えたビジネスモデルイノベーション」を考えます。

サラリーマンの皆さんも目の前の昇給や昇格など短期のキャリア目標達成のために個人の競争戦略を立てることはあっても、ご自身のキャリアの中長期でのキャリア成長戦略を立てている方はほとんどいらっしゃらないと思います。

ぜひ、視点を変えてご自身の中長期成長戦略を立てることをおススメします。

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